診断メーカー異能力診断の設定等を纏めたページです。
参考程度にお使い下さい。
なお、時代背景、世界観についてはとくに設定を設けておりませんので、自由に創作して下さい。
2017.0517 能力追加
【異能力者】
様々な特殊能力を持つ者達。
生まれながらにして持つものもいれば突如能力を開花させるものもいる。
異能力については未だ明らかになっていない点も多く、日々研究が行われている。
環境や本人の意思、性質に強く因果するものと考えられる。
尚、一般的に異能力は遺伝しないと言われている。稀に例外として、親と子(又は兄弟)が同じ異能力を開花するケースも認められているが、因果関係は明らかになっていない。
【異能力者教習学校】
通称〈アカデミー〉。全ての異能力者は、その能力の発現が認められ次第、アカデミーにて3年間の講習
(主に能力の制御の方法などについて)を行う事が義務付けられている。ちなみにアカデミーは全寮制であり、
講習が終了するまで敷地の外に出ること、及び許可なく能力を使用する事は禁止されている。
【能力制御装置】
異能力による犯罪や異能力の暴走を防止する目的から、全ての異能力者が持つ事を義務付けられている。
発動されれば、能力が一時的に使用できなくなり、強力な電流によって体の動きが奪われる
なお装置は、アカデミー卒業後に、国によって支給される。形は腕輪型、指輪型、ペンダント型など
様々(身に付けられる形が多い)。支給される際にある程度好きな形のものが選べる。
アナスタシアに入隊すれば、好みの形のものを科学班に作ってもらう事が可能。中にはセンサーが内臓されており、
アナスタシアの本部より遠隔操作で制御発動されるほか、国直属の部隊である【コレット】のみがすべての能力制御装置を
発動させる権限を持つ。装置は持ち主の半径5メートル以内にある場合のみ感知するので、それ以上体から離す行為は禁止。
5メートル以上離れたり、また壊したりした場合は、センサーによって感知され、その後罰金刑が科せられる。
従わない場合はアナスタシアにより取り締まられる。
また例外的に、コレットが体内に埋め込んでいる能力制御装置については、コレット自身はもちろん、
アナスタシア上層部にすら発動する事はできない。コレットを管理する政府内の一部の人間だけがそれを行使する権限を持つ。
【アナスタシア】Anastasia
【象徴】剣を携えた乙女、勝利・権威
【象徴色】ネイビー・ゴールド
アナスタシアの本部は世界各国に存在する。
その活動は主に異能力者による犯罪取締り、又は犯罪集団【ヴァルヴァラ】の殲滅に特化し、
いつでも警察や軍に介入し捜査、活動する権限が与えられている。
更に主な任務のひとつとして、未登録の異能力者を探し出し本部に連行したり、
強力な力を持った異能力者を世界各国から探し出し、スカウトするなどというものがある。
アナスタシアの隊員はほぼ全員がアカデミー卒業生であるが、即戦力として外部よりスカウトされた者に関しては、特例的に直接の入隊が許可される。
また、アナスタシアには非能力者の隊員も多く存在する。
主に情報調達や戦闘員のサポートを行う部隊、異能力解析や武器開発の為の科学班など様々である。
また、アナスタシアの異能力者でも、能力が実戦向きでないものなどは、現場に出ず本部で非能力者と共にサポート役として活動している。
【ヴァルヴァラ】Varvara
【象徴】薔薇・恐怖
【象徴色】深紅・黒
ヴァルヴァラは特定の本部を持たず、構成員は世界各国に散らばっている。その為、構成員の顔、人員数など一切が不明。裏で組織を統括する存在がいるらしい。
現在の、政府による支配から異能力者を解放し、世界を統べることが目的。
<主な活動>アナスタシア支部、本部の破壊や、アナスタシア隊員への襲撃など。活動資金集めの為に武器の密輸や人身売買なども行う。
無差別に市民を巻き込む戦闘やテロ、いたずらに騒ぎを起こす行為は戒律で禁止されている。
<構成員について>古くから、異能力者はその危険性から非能力者に忌み嫌われてきた。そうして迫害された過去のある者や、異能力者である事を理由に不当な差別を受けた者。又はアナスタシアに家族や仲間を殺された者などが集まり、ヴァルヴァラは構成されている。
組織を統括するボスのほか、その下に数人の幹部、その他大勢の構成員達で構成されている。入団は基本的にスカウトや本人の希望。
末端の構成員は幹部の顔すら知らない者も多い。裏切り者には厳しい罰が与えられる。
【コレット】Colet
【象徴】天使・絶対・忠誠
【象徴色】白・シルバー
国によって秘密裏に進められてきた人工異能力開発研究の成果。
後天的に能力に目覚めさせられた者もいれば、研究所内でコレットとして生を受ける者もいる。
まだまだ成功例は少ない為、貴重な存在として扱われる。
大規模な襲撃や、重要度の高い任務にのみ特別に派遣され、政府の命令のもと活動を行う。
能力制御装置を発動させる権利を持っている。
それはアナスタシア隊員のものも例外ではない。言わばアナスタシアの監視官的役割も担う。
また、コレット自身は能力制御装置が体内に埋め込まれている為、絶対に裏切り、謀反を起こす事が出来ない。
国に対して絶対服従の従順な兵士である。
アカデミーでの基礎学習は原則行わない。
<コレットについて>
コレットがどのようにして生み出されているかは絶対秘密であり、アナスタシアですらその全貌を多くは知らない。
一説によると、コレットの研究室では異能力犯罪により死刑囚になったものや、異能力者の孤児などの体を調べ異能力についての研究を行っているらしい。
また、コレットとなるものは、研究所内でコレットとして生を受けるもののほかに、コレットを志望したもの、身寄りのない子供(それも親、又は身内が異能力者だった場合はより優遇される)などから選ばれ、数々の過酷な実験を耐え抜いた個体である。
<アナスタシアとの関係について>
立場上アナスタシアは、国直属の機関であるコレットの任務を全面的にサポートする義務がある。一部ではその事に不満を持つアナスタシア隊員も多い。(一方で、強い憧れを持つ者もいる)
稀に、実戦経験の少ないコレットを現場に慣れさせる為の教育係をアナスタシアが請け負う事もある。
なお、コレットの教育係を任命されているアナスタシアは、その教育期間が終了するまでの間に限り、例外的に、対象のコレットの能力制御装置を発動させる権限(遠隔作動装置)が与えられる。
【ヴェルナデッタ】Vernadetta
【象徴】天秤・ペンタグラム
【象徴色】紫・グレー
ヴェルナデッタは組織ではない。
強力な異能力を持ちながら、どの組織にも属していない者達の総称としてヴェルナデッタという名が使われる。
(ヴェルナデッタという総称が適応される条件条件:アナスタシア、又はヴァルヴァラから一度以上勧誘を受け、それを断った経験がある者)
立場としては中立派だが、アナスタシアやヴァルヴァラは、ヴェルナデッタの事を危険因子として常に警戒している。
争いを好まないもの、組織を嫌うもの、個人主義者達が多い。
場合によっては、アナスタシアやヴァルヴァラなどから雇われる形で、情報を提供したり、一時的に戦力として力を貸す場合もある。