飲み込んだビールが涙も呑む
愛は密やかに堕落する
気にも食わない恋であれ
あなたじゃはなしにならないよ
水を啜って乾く唇
恋をすると人は愚かになれる
水面下で嘲笑う指先
私しか知らなくていいね幸せ
愛おしい内臓が離れない
またね、ばいばい、うん。さよなら
零れた涙が痛い
そうか、呼吸を止めれば良いのか
愛してるを言えない僕みたい
抱く想いを無関心としよう
無駄ともとれる酸素を私は吸うのです
拙いキスで伝える愛
怪獣はキミだ
やさしいうそはおきらいですか?
嘘吐き王子は永眠す
ロマンチックアイロニー
優しい悲劇を演じよう
白骨化した恋
底なしの愛に溺れろ
終焉に恋をした
涙の海で口づけよう
謳うように嘘をつく
うんと愛してよ
私が知らない貴方は必要ですか?
物憂い気に濡れた睫毛
その愛に保証無し
ああわたしうちゅういちのしあわせもの
キスなんて要らなかったのに
嘘吐き達の安息日
君が好きな僕にはもうなれない
永遠がないあなた
この腕の中に帰っておいで
其処には愛しかない
いつだって不用意に殺したがる
涙に喘ぐ唇音
グッナイわたしハローあなた
そして少女は恋に沈澱
そして少年は浪漫に沈む
あの双眼が潤んでキラキラ
二人の距離は果たして醜いのか
そんな解り難い貴方がなんとなく好きです
まるで永遠を約束出来ない僕みたいだ
皮一枚すら邪魔
瞳の奥の僕が揺らぐ
栄養分にすらなれない
その氷を溶かしたのは誰だ
さよならが君を殺した
どうせなら恋い慕い
エイリアンと某児
神様からの愛は要らないから君の愛を下さい
幸福の隅で項垂れる約束
どうせ右斜め後ろが僕の定位置さ
或る四月之桜之下より
流れる血潮に想いを馳せた
前しか向けない人
宇宙人ひろいました
喰らいあうCRY

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