その綺麗な声が指が爪が僕を惑わして、ダメな世界に連れ込むのです。

君が好きだと焦がれる心臓に身を任せ堕落して逝きたい

私についた執行猶予はあと5秒。(別れの時間は3、2、1)

絡め合った舌先で貴方が嘘をついていたとしったなら、(舌を噛み切れと叫びましょう)

クセになりそうなあくの強い恋愛にここでさよならと手を振りましょう

精一杯憎んで精一杯愛して精一杯ころしてほしいの

痛みにイコールがついて愛になるなら私に愛などいりません

愚か者などこの世には居ないと豪語したキミが一番の愚か者だ

トルソーの見えない肢体に口付けたのなら僕はきっと罪に溺れる

その優しい殺意に僕らの境界線はなくなり融解し僕らはひとつになったんだ

くるしいのもかなしいのもいたいのもあなたじゃなくてわたしだからさあ泣かないでよ

それはひどく艶やかで哀しいある落日の出来事でした

眩いほどの眸に目をくらませ一緒に居たくなるほどの香りを鼻腔に広げそうしていま僕はきみから卒業します

ロマンスの鎧を纏い少しばかり恋の戦に身を投じてみましょうか

ちかちかと瞳が輝くその瞬間に息が詰まって吐くことも吸うことも出来なくなったけどなんだかとっても気持ちがいいね

やさしく不透明で曖昧な関係をさよならで彩ることが出来たのならせめてその鮮やかな色彩を魅せてあげたかった

Ifの話ばかりをしてきみは一体なにが言いたいのかとそう尋ねるとまたIfの答えを返してくるそんなきみがもしも僕が好きだったら

悲しいほどに哀れなあなたがどうしようもなく愛おしかったと言えば嘘になりますが、確かにあなたの涙は愛してました

自分は不幸だと嘆くことができるのなら貴方はまだ幸福であるんじゃないんですか

この鼓動が高鳴るのもこの胸が苦しくなるのもこの頬が色付くのもこの心さえ愛おしいのも全ては君のおかげです

キミのとても冷えた手が僕にはとても暖かいよ

愛と反比例に憎しみは増えていくのです。(なんだかとてもステキね)

貴方と僕が交われば後には無しか遺らずに全て消え失せる

真っ赤なはずの鮮血が淡く輝いたのならきっと2人は結ばれる

踊り疲れ狂い疲れたその時にはじめてあなたを跪かせたい