檻の中に入れた恋心

助けてと手を伸ばしてくる君を

冷たい音をたてて振り払った

悲痛な顔はキミによく似合う

少しでも思ってしまった僕は、罪悪感より清々しさを感じた

後少しできみに手が届く

その手を掴んでみるのも悪くない

明日はきっと、そんな風に思えるだろう




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