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全国大会組み合わせ抽選にあわせて、




今日、




8月12日



早くも東京へ行きます!!
























「……49、50、51、52、53、」



謙「浪速のスピードスターなめたらあかんっちゅう話や!! 光も足動かせ!!」



光「…………うっさいっすわ、朝から…。てか、引っ張らんといてください。」



「謙也ありがと…。さすが浪速のスピードスター…。」



謙「こんぐらい楽勝や!!」



「光ー? 謙也いなかったら今ごろ遅刻だよ?」



光「…しゃーないっすよ、低血圧なんすから。」



「あはは、……私もなんだけど?」



光「まじっすか。」



「マジ。」



光「……ああ、やからそんなに眠たそうな不機嫌そうな感じなんすね…。」



「うん、だって6時集合ってのが間違ってる。」



光「やっぱ、理緒先輩わかってはりますね。 6時とか、ラジオ体操に遅れずに行く子供が起きる時間っす。

なのに、集合とかざけてますよね。」



「さっすが光、よくわかってる。 しかも、女の子にとってどれだけ大変か…!

4時に起きなきゃ間に合わないんだもん。」



光「あー、理緒先輩大変っすね。」



「でしょー? 終いには、テンションが以上に高い蔵が迎えに来るし…。」



光「まじっすか?」



「うん、朝っぱらから、

"理緒おはよ。
聞いてや俺、今日はめっちゃ目覚めええんや!!

今日の天気もええし! んー、エクスタシー!!"


って叫ばれるし…。」



光「ごくろうさんでした。」



「私まで変態扱いされては困る…。」



光「…その部長はどこなんです?」



「金ちゃん迎えに行ってる。」



謙「ほんでその他は?」



「わっ!! いきなり現れないでよ!?」



謙「や、ずっとここにおったんやけど…。」



光「存在感薄いっすわ。」



謙「…ぐすんっ、」



「…他の人はホームに入ってるよ。あとは、私達と蔵と金ちゃんだけ。」



謙「あの千歳ももう来とるんか!?」



「うん。」



光「珍しいっすね。」



「なんか東京で友達に会えるみたいで早くから来てたよ。」



光「へー…、」





金「まっとれよーコシマエ!!!!!!」



「あ、来たみたい。」



蔵「金ちゃん?朝から毒手を浴びたいん?」



金「いややー!! 静かにするから毒手だけは勘弁ー!!!!」




「ふふふ、朝からテンションが五月蝿い2人…。」



理緒の後ろに怒りオーラが見えている。



金「(理緒姉ちゃんが怒った…!)」



謙「(俺の命大丈夫やろうか…!!!!!!)」



光「(理緒先輩の気持ちわかりますわ…。朝っぱらからこんなテンションありえないっすわ…。)」



蔵「はいはい、眠いんやなー。 はよ新幹線乗って眠りぃ。」



「…、」



ポンポンと蔵が理緒の頭に手をおくと、理緒は今にも眠りにつきそうな顔になった。




謙「(おさまった…!)」




蔵「ほな、行こうか。」



金「おっしゃー!! 新幹線や新幹線!!」






理緒は蔵に連れられ、ホームへと入った。



それに続き、謙也、光、金ちゃんもホームへと入った。








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