今日は大事な後輩の誕生日だったりする。いや、生意気なピアスじゃないほうの。かわいくてもう弟にしたい。子供育てるなら金ちゃんみたいな子を育てたい。まぁ、かわいくて大好きな後輩の誕生日が今日ってことを、私は言いたいのでありますはい。
 で、金ちゃんはどんな誕生日プレゼントを貰ったら一番喜ぶのか考えてみたところ、やっぱり、たこ焼きだろうと言うことで。只今テニス部部室で「金ちゃんハッピーたこ焼きてってけてーパーティー」の準備中なのでございます。ちなみにこのパーティーの名前考えたのは小石川です。まったく…いいセンスしてやがるぜ!


「おい、それもうちょいそっちや」
「…なんや今日白石厳しない?」
『うん。だって前からなんか白石が一番楽しみにしてたじゃん』
「…せやな。教室でもなんか、浮いとったわ」
「準備できたなら俺が金ちゃんば呼んでくるばい!」
「頼んだで千歳!バレへんように、慎重にな!」
「お茶の子さいさい!」
「よっしゃ!じゃあ俺らは全裸待機や!」
「部長それほんま、アンタが言ったら冗談に聞こえへん」
「たっだいま〜」
『あ、小春ちゃん、お帰り』
「ユウジと銀もお帰り」


 今年の金ちゃんの誕生日は金曜日で部活はオフじゃなかったけど、オサムちゃんに頼んで月曜日のオフと今日を入れ替えてもらった。うん、まぁ頼んだっていうより、白石が必死になりすぎてオサムちゃんも了承せざるを得なかったんだとおもう。あの白石は一年に一度しかみることができないレア石です。


「え〜なんや〜?めっちゃええ匂いするけど!」
「いいから金ちゃん、入ってみったい!」
「え?入ってええん?さっき入ろ思ったらユウジと小春と銀が…」
「今は特別、白石がOKしたと!」
「ほんま!?なら入るわ!!」


「金ちゃん!ハッピーバースデー!!」




HappyBirthday!
(みんなおおきに!大好きや!)




(2011/05/22)
もう約2ヶ月くらい遅刻でホントごめんね!金ちゃんかわいいよ金ちゃん



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