ここまで読んでくださり有り難うございました。
途中で連載が停滞したり、管理人が怠けたりでなんだかんだで連載開始から完結まで1年もかかってしまいました。
そして気づいたらイナイレも終了して、GOが始まっているという始末...。
当初から読んでくださった方には心から感謝すると同時に、本当にお待たせして申し訳ない限りでございます。
また、最近読み始めて下さった方も本当にありがとうございます。
完結できたのも、偏に皆様のご声援があったおかげです。


さて、完結した"Fool girl"ですが、もしかしたら

『え!?なにこれサッカー落ち!?』
『え!?なにこれ誰にも落ちないの!?』

と、お思いになった方もいらっしゃるかもしれません。
そうなんです。実は誰にも落ちないんです(笑)
当初は大変な鬱ENDを構想しておりましたので、落ちる相手を作っておりませんでした。
(拍手でもこのご意見を頂いたように、鬼道監禁泥沼ルートも当初は構想しておりましたが...。)
しかし、楽しみにしてくださっている方が思いのほか多くいらっしゃったので
このまま嫌な気分にさせてしまっては申し訳ないと思い至り、主人公さんには幸せになって頂く方針に致しました。

一応、これは『主人公と鬼道、不動、豪炎寺のそれぞれがスタートラインに立つ話』
となっております。ので、彼らは完結して漸く己のスタートラインに立てたのです。
それぞれが錘を引きずって生きている。けれど、それを受け入れて昇華できた時、初めてスタートラインに立てる。主人公の葛藤が、まさにそれにあたります。
なので、もし彼らが主人公さんにモーションをかけるとしたら、アフターストーリーになるかと思います。
皆様の心のうちに、思い思いのストーリーを描いて頂けたら幸いです。


分岐ストーリーの鬼道監禁ルートか、もしくは続編、もしくは番外ですこしずつシリーズを増やしていくことも考えておりましたが、一応これで一区切りをつけようと思っております。


長い間お読みいただき、本当にありがとうございました。




追:本編着想はyapoosの『Fool girl』より。
番外編着想は、アーバンギャルドの楽曲より。



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