05
ソーサラーリングとかいう物で蝋燭に火を灯しながら先に進んでいくと青色の不思議な床のようなものにたどり着いた。
「恐らくここから別の空間へ行けるのだろう。」
「よし、行こうぜ!!」
「あっ、待ってよロイド!」
クラトス、ロイド、ジーニアスが床に乗り、ワープしていく。
「この先、何かあるかもな…」
「え?」
「何か他の魔物とは違う感じがするんだ…とにかくここから先、特に注意して進んだ方が良いかもな。」
「うん、分かった。気をつけるね。」
「よし、行くか。」
「コレット、ルクラス、遅いぞ!」
先に着いたロイドはいかにも退屈だったようだ。
「ロイドが速すぎるんだよ〜」
「俺もコレットに同感だな。ロイド、何か来るぞ、しっかり前向け!!」
そこには真っ赤な三体の魔物。真ん中の大きな一体が咆哮したのが合図であるかのように戦闘が始まった。
「…っと、流石に今までの奴らとは違うな。」
魔物(クトゥグバとクトゥグバボーンというらしい)からバックステップで離れる。
「だがまぁ、こんなものか。」
再び接近し、槍でクトゥグバボーンを貫くとマナの塊に変化して消え、ほぼ同時にクラトスとコレットももう一体のクトゥグバボーンを倒した。
「あとは最後の一体だな…」
その残り一体はなかなか強いらしく、クラトスとコレットが加勢しても怯むことがない。
「ロイド、加勢するぞ!」
俺も加わって時間がかかりはしたがクトゥグバを倒した。
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