||| plus alpha なんだか息苦しさを感じ目を覚ますと、後ろから榛名に抱きしめられていた。抱きしめている本人は熟睡していて、それを起こさないように慎重に腹辺りの腕を解く。腰の痛みに耐えてベットから抜け出し、リビングへと向かう。そこで自分の鞄を探すが見たあらない。きっと榛名に隠されたのだろうと思い、溜息がこぼれる。鞄の中には原付の鍵がはいっており、帰りたくても帰れない。しかし、帰れないからと言ってまた榛名と同じベットで寝るのは気が引ける。俺は仕方なく朝までリビングのソファーで寝ることにした。 が、早朝、何故か俺はキングサイズのベットに寝ていて、後ろから榛名に抱きしめられていた。 しかも1度目覚めた時よりしっかり抱きしめられている為、榛名のモノが尻辺りにあたっている。昨日の出来事を思い出すので腕を解こうとするが、しっかりと抱きしめられている。寝室の時計を見ると朝5時を指している。今日は日曜日なので大学も部活も休み。榛名もシーズンオフな為試合もない。けれど、この男は毎朝ランニングを欠かさないので起こしてやるべきだろう。ついでに鞄のありかを吐かせようと、身体を榛名と向き合うように捻らせる。 Jun 29, 2014 10:10 browser-back please. |