創設期企画小説 | ナノ


木ノ葉隠れを創立して早数年。


その里の長、千手柱間は見てしまった。


「ねぇマダラ、少し歩いたところに新しい甘味処が出来たのだけれど・・・」

「あぁ、少々値は張るが美味いらしいな。・・・俺の奢りだ。好きなものを食べろ」

「本当!?ありがとうマダラ。大好きよ」

「俺も、愛している」


友愛というよりは恋愛という雰囲気の会話をしてどちらからともなく口付けるツバキとマダラ。


溜め込んだ書類の山から逃げ出した先でそれを見てしまった柱間は、即刻Uターンして弟のいる執務室へと走って行った。

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