歩み寄るための犠牲
死神は笑わない
寒いならアゲル
笑ってよ。せめて、さ。
まだ暖かいコーヒーの缶
臆病者の恋の神様
天使に恋した悪魔
悪魔を殺した天使
あいしてよ、ねえ
恋ならば殺せ
愛ならば恋せ

涙の道標
歩み寄るための犠牲
枯れた愛で叫んでも
気持ちを殺して
おちゆくいしき
憑かれたのは俺じゃない
眠り姫にやさしいナイフを
閉じた瞼
綴じたおもいで
わたしのこえ、きこえますか

ありがとう。あいしてた。
そうしてまた明日がくる
日付が変わる前に、君に
答えなんかないけれど
もしも涙が流せたなら
眠いから、起こさないで
君はすこしまばゆすぎたんだ
布が擦れる音を聞きながら
愛し合う君を見たくなくて目をつむり耳を塞いだ
ごめん。あいしてた。

まだ空があるならこの手を
おぜうさん、御手をどうぞ
スウィーツな恋心
甘くて苦くて悲しいのに
心なんかなければよかった、の
体だけは君を抱きしめた
傷つくくらいなら泣けばいい
ほら、また、涙が溢れた
死にたくなるほど好きでした
夜がくるといつも君を想ふ

君の温もりを手放した僕には、なにが残るでしょう
その先は終焉だと知っていたのに
吐息さえ掻き消して抱き寄せてよ
掴むなら一生離さないで
もう、無理。
それでもまだ心は痛むから
悼むのは僕の恋心でしょうか
恋い焦がれ
手放すなら掴まないで、でないと恋が死んじゃうから
これが恋でしょ?


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