【思い出・木・イヤホン・酸っぱい・理科】



誰もいなくなった夕暮れの理科室。
その窓から見える中庭の桜の木。
今は葉も枯れ落ちて何もないけど、あの頃には綺麗なピンクの花を咲かせていたっけ…。
そっとイヤホンを付けた。
思い出の曲が流れると、何だから涙が出てきた。
青春って、なんでこんなに甘酸っぱいんだろうな。
……つらいじゃなか。


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男子高校生あたりをモデルに書いてみました。
彼女と別れて間もない感じが出ていればいいなぁと。
……恋愛系はどうも苦手ですね。
作者の青春は、気付いた時にはもうすでに過ぎ去ってました。



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