儘ならない話。


閲覧注意
*紅明様がえげつないロリコン野郎。
*ちょっと如何わしい。




世の中と言うものはそれこそなんとも儘ならないもので、私の事を憐れに思う者も居れば羨ましがる者も居るだろう。

しかしそのような憐憫の情、羨望は全くのお門違いで私は今このような状況に陥っていることに然したる不幸も愉悦も感じていない。

私は今年で齢12才に成る。そして私の夫である煌帝国第二皇子練紅明様は28才である。

元々皇族や豪族同士の結婚ではこのように一回り以上歳の離れた相手と結婚させられることは珍しいことではない。
何故なら彼等や私たちにとって結婚とは自分たち一族の地位をより高める為の手段の一つだからだ。

「紅明さまは幼い女性が好きなのですか?」

きらびやかな装飾が施された部屋は紅明様が私の為に用意した部屋だった。寝台の上に腰を下ろし足をぶらつかせる私に彼は跪いて靴を脱がせてくれた。

「ええ、幼ければ幼いほど。」

彼は変わった趣味を持っている。

「貴女は本当に可愛らしい。このまま閉じ込めてしまいたい。」

裸足になってしまった私の足の指を紅明様は口に含み舌で撫でた。
汚いからお止めになってください。と懇願していくら抵抗しても彼は私の足を離してくれず、嫌な湿った音が部屋によく響いた。

ざらざらした舌の感触が指の間を抜けたり、爪先を吸われる感覚がくすぐったいようで気持ちが悪い。
紅明様の私を見つめるねっとりとした視線は凡そ12才の子供に向ける目ではないことはものを知らない私でも理解することが出来た。

舌が足の甲から脛へ、太股へと辿り着くと私は遂に怖くなって泣き出してしまった。
彼の唾液が一本の筋となって私の肌の上をてらてらと濡らしていた。

熱くなる両目からは涙が堰を切って流れ、堪えようと力を込めてもはらはらと落ち膝を濡らして申し訳なさと自分の不甲斐なさが恥ずかしかった。

「申し訳ありません。ごめんなさい、ごめんなさい。」

紅明様は少し困った顔をしたあと焦ったように私の頭を撫でてくれた。

「怖がらせてしまいましたね。」


涙が乾いたあと、紅明様は私の腰に腕を回し膝に顔を埋めて眠りました。

あと数年もしたら私は少女ではなく一人の女になる。そうなっても紅明様は変わらず私を愛してくれるだろうか。
もう少しで私は彼の寵愛を失ってしまうだろう。また、彼は困った顔で私ではない少女を慰めるのだろうか?

どちらにしろ、今はただ与えられたこの短い幸せを胸一杯に食むのだ。








Atgk
ごめんなさい。
ねっとり粘着質ではあはあ言いながら幼女の足を舐める気持ちの悪い紅明様が書きたかっただけです。


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