考えていることを思いつくまま書いておりますので、ときどき変なことを言っているかもしれませんが、あたたかい眼で流してやってください。


2022.08.08
:: お返事

遅くなってしまいました、ワンドロ企画についてのお返事です!
追記

2022.04.15
:: ひとやすみ

 諸事情があり、三週間ほど長期休暇をとりました。ばたばたしているうちに二週間は過ぎて、最後の一週間は本をすこしだけ、舐めるように読んでいた。川上未映子の『春のこわいもの』も読みました。あのー、なんだろうな、根底にあるコンプレックスや性への衝動のようなところが、村上春樹も苦手な私には難しかった。

 洋書だと" Doughnut Economics"を買って読んでいます。とても面白い。買っても読めていない積読は星の数ほどありますが、いいんです、いつかの私が読むので。

○さいきん買った本リスト
・フロム『愛するということ』
・梨木香歩『やがて満ちてくる光の』
・タリアイ・ヴェーソス『氷の城』
・水野和夫『次なる100年』
・庄司純一郎・石津朋之編著『地政学原論』
・入江亜季『旅』


2021.12.04
:: 6年目

もうすぐこのサイトも6周年になるらしいです。まったく更新していない期間もありましたが、なんだかんだ続いているな……自分でもびっくりです。

これまでに作ったお題を見ていると、初期のころの方が言葉遊び的なところにこだわっていて、しかしそれはあんまり評判がよくなく、さいきんの作風に落ち着いています。こうしてみるほんとうにセットお題が苦手なのがよくわかる……キャラお題は別ですが笑

さいきん改まってオーウェルの『動物農場』を読みました。1984年より完結性が高いなあと思いながらぽやぽやしています。中沢新一の『レンマ』が好きなので、古本屋で見かけて『純粋な自然の贈与』を買ってみましたが、思ったより各論でした。あとはエッセイをいくつか読んでいます。冬って香水つけてエッセイ読むのが楽しいよね。



2021.08.15
:: 四年目のかかりくん

この前勢いで縢くんお題を作ったので備忘録。
「獣が星になれる終末」、は結構私からみた縢くんそのもの、というかんじだったんですが、「楽園の名がはらむ濁音」、は縢くん視点だったり彼をとりまく環境のお題が多いです。

「手のうちの祝」はふり、と読みます。祝りと屠りは同根で、もともとは動物供儀に由来があるようなんですが、だからこれはドミネーターのお題です。
「楽園の名がはらむ濁音」シビュラ社会全体のお題。ユートピアには計算された不合理/不条理がかならずあるので、それとニルヴァーナ/アヴァロン/エルドラド…など楽園という単語が持つ濁音をかけたやつ。
「泥濘の深さをはかる足枷」これは執行官という身分、それから刑事課執行官に支給される腕輪(とりはずしできないやつ)からの着想。
「うつしよとは病める幻想」これも楽園の名が〜と同じで、シビュラ社会のお題。ちょっとVSシビュラ感ある。
「脈打つはだか火」火は正義のこと。雨と水に囲まれた社会で、次の世代に火をつなぐということが刑事課一係の人間たちがやろうとしていることだと思っていて、そのイメージ。
「歯牙ひとつぶんのインポート・コスモス」シビュラ社会のひとがいう「世界」って地球全体の世界じゃなくてシビュラ世界のことで、箱庭なんですよね。だから世界は輸入するしかないんですけど、これは楽園を目指してやってきた密入国者のドッグタグ=歯という連想でした。死した人間の名残を歯でうけとる、みたいな…


2021.06.12
:: 初夏

友人につくった18題「群れなす因果」を更新しました。twitterでお題の解説が読めます。内輪ネタもありますが……笑 全体的に朱赤とか輪廻、無機物を思い浮かべながらつくっています。刀らぶなんかは最たるものです

それと、ちょっと前にtwitterでリクエストを募集してつくったお題も収録しました。宜野座さんは初挑戦だったので、あの白皙の青年相手になにを紡げばいいのか焦っていました。なんだか宜野座と狡噛はセットで考えてしまう。

今年の冬は7周年みたいなので、なにか企画を考えたいです。