ルカの赤い箱…お礼企画 | ナノ







「そうだ!
お祝いは後日ちゃんとするとして、とりあえず、今からケーキを食べにファミレスに行かないか?」

「わぁーーい!」
「ファミレス!ファミレス!」

子供達は、夫のその言葉に飛びあがってはしゃぐ。



「もっと早くに気付けば食事にでも行けたんだけどな。」

「そんなのいいわよ。
それに、ケーキも今からわざわざいかなくても…」



「えーーーーっ!
僕、ファミレス行きたい!」

「私もーーー」



夜の外出はあまり好きではなかったけど、せっかくの誕生日でもあるし、夫があんなことを言ってしまったから、子供達はあんなに喜んでる。
やめるなんて、とても言えない状況だった。
私は子供達に急かされて、慌てて身支度を整えた。


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