私からきりちゃんを奪う土井先生は大嫌い。きりちゃんが土井先生と歩いたり話したりしているところを見ると私の中でどろどろとした黒い物が溢れ出して制御出来なくなる。

あぁ、どうすれば良いんだろう?

土井先生が憎いなんて、
きりちゃんの大切な人なのに。
唯一の家族なのに、
土井先生を殺してしまいたいなんて

嫉妬している自分が大嫌い
きりちゃんの事を好きな自分が大嫌い
土井先生を殺したいほど憎い自分が大嫌い

「乱太郎ー」
「どうしたんだ?乱太郎」

あぁ、浅ましい。こんな私を二人が知ったらと思うと、怖くて足が竦む。
私はなんて弱いんだろう。

悟られないように必死な私は愚かな人間です。

「乱太郎ーバイト手伝って!!」
「もう、きりちゃんまたバイト掛け持ちしたの?」
「頼むよ乱太郎ぉ」
「しょうがないなぁ〜」
「よっしゃ!」

こんなに近くに愛しい人が居るのに
こんなに苦しいなんて


愛しいとはこんなに浅ましい事なのでしょうか。





end




あれ?こんなハズでは…
読み返して吐血した!(してない)
ただ深夜のテンションで書いた代物
浅ましいを使いたかっただけ
使い方あってるかなぁ…?

スマンね、駄文で



お礼





 
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