「きり丸ー?」

「なんすか?土井先生ー」

「好きだ」

「僕もすきですっ」


半助ときり丸は互いに視線を絡ませ、にっこりと微笑み合った。
二人の距離は0で、半助の膝の上に向かい合う形できり丸が座っている状態である。
二人の周りにはハートが飛び交っている幻覚が観える程のらぶらぶっぷりで、その上 今にもイチャイチャという擬音が聴こえて来そうだった。


「まぁた二人だけの世界に入っちゃってるよ」

「やんなっちゃうね…」

「ロリコン野郎め」

「ぼくたちのきり丸を返せ〜ぇっ」


半助の部屋を襖から覗いている金吾、三治郎、乱太郎、団蔵は口々に言った。
金吾の呆れた様な声も、三治郎の溜め息混じりの憂鬱な声も、乱太郎の凍てつく様な低い声も、団蔵の悲痛な涙声も、半助ときり丸にはまだまだ届きそうにない。







20110109



土井きりならなんでも
ということでしたので、
ずっと書いてみたかった
らっぶらぶでうざい
ギャグちっくな土井きりを
書かせて頂きましたVv←

土井きりの語尾には
ハートマークをつけて
お読み下さい(笑)

こんなになっちゃいましたが、
よろしければ貰ってやって下さいませv

いつでも返品可能ですので、
いつでもどうぞ〜っ!


アンケートへのご協力と、
リクエストありがとうございました!





夏那祈

















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