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──同時刻


「白金っ!4人目のミュウミュウの居場所が分かったって本当なの!?」


「一体、どんな方ですの?」


「新しい仲間、楽しみですね!」


「おい、お前ら…見つかったんじゃなくて居場所が分かっただけなんだからそんなにはしゃぐな。」


「まぁまぁ、いいじゃありませんか陵…」


ここは、
カフェミュウミュウ


そこには、3人の女の子がバイトとして働いていたが三人には共通点があった


そう彼女たちは体にレッドデータアニマルの遺伝子が組み込まれていて、ミュウミュウとして変身して世界を救うという使命を持っていることだ


「それで、4人目は一体どこにいるんですの?」


「跡部の情報によると神奈川県だ。」


「か、神奈川!?」


「あぁ、だが神奈川と言っても東京よりだからすぐにつく。」


「すぐにって…まさか…」


いちごは嫌な予感がした


「そのまさか、だ!お前たち3人今から神奈川に行って4人目のミュウミュウを探してこい!」


「「「えー!」」」


愚痴をこぼしながらも3人は渋々、神奈川へ向かった


「ったく、本当白金のやつってば人使い荒いんだから!」


「まったくですわ。いきなり神奈川に行けですなんて…しかも電車で…よく庶民はこんなギュウギュウな乗り物に乗れますわね…」


「またでた…みんとの嫌み…」


「いちご、何か言いまして?」


「ううん、何でもない!」


「まぁまぁ、いいじゃありませんか。ミュウミュウを探すついでにお買い物とかを楽しめば、一石二鳥ですし…」


前向きなれたすの発言に2人はそうだねと頷いた


「よーし、こうなったら4人目のミュウミュウを見つけてぱーっと遊ぶぞ!」


「そうですね。」


「でも、4人目のミュウミュウが立海という学校に通っていることまで分かっているということが、納得できませんわ。」


「どうして?」


いちごは居場所が特定できて楽じゃないの?と首をかしげる


「たしか白金、跡部さんの情報って言ってましたわよね?」


「はい、確かにそう言ってましたけど?」


「それってなんか、4人目のミュウミュウを知ってて私たちに探させてるような気がしますの…」


みんとの言葉にいちごとれたすは言われてみれば…と頷いた


「てか、思ったんだけど…今日って休日だから、学校休みなんじゃない?」


「「あ…」」


(((学校休みなのに、どうやって見つければいいの(いいんですの)!?)))


4人目のミュウミュウ探しは先が思いやられそうだ



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