原案担当: 幸咲空  
文章担当: 木花さくや



 『 走れ、金髪! 』



原案

毎日見かける、自転車で横を通りすぎる女。
眩しいぐらい派手な自分の髪とは正反対に風に遊ばれながらも、綺麗に靡く黒い髪。

ただ毎日横を通り過ぎるだけで名前も何も知らない。


そんなある日、いつも通り横を通り過ぎた彼女のポケットから何かが落ちて――




絶対に入れてほしい台詞

気付いたら好きだったんだけど、それじゃダメ?




感想


原案: 幸咲空

@企画に参加した感想や表紙&原案について
 この企画に参加しようと思った切っ掛けは単純に「楽しそうやな」と思ったからです。実際、原案を考えてる間や私の考えた原案が誰かの元へと届いては、自分の想像している物語とはまた違った物が出来上がってくるのかなと考えてる間も凄く楽しくて、ドキドキワクワクしました。
 原案については、私がずっと書きたいなと思っていたのを送りました。原案はそんなに悩んではいないんですけど、表紙が悩みに悩みました。表紙を作成するのは好きなんですが得意ではないんです。シンプルが好きなのでとてもシンプルな感じになりました。満足はしてます。
 これを機に創作さんと創作さんの輪が広がったらいいなあと思いました。主催者の藍ちゃんずーちゃん素敵な企画をありがとう!

A文章担当、読み手へのメッセージ
 個人的にあの原案を送られてきたら困るなあと思いました。終わりがわかるような原案はダメということだったので、若干投げやりになったかな?とは思うんですが、どんな感じに仕上がってくるのか大変楽しみです。
 読み手の気分で作品が出来上がるのを待機しているので、単純に楽しみです。楽しみながら読んでいただけると幸いです。



文章: 木花さくや

@表紙原案・執筆に関する感想や、読み手へのメッセージ
 まずはこのような素敵な企画を設けてくれた主催者様へ、この場を借りて御礼申し上げます。
 それから、「走れ、金髪!」の表紙・原案を考えてくださった作者様へ。正直、自分とは全く異なる世界観を持つ方の原案をもとに執筆するのは、思っていた以上に難しかったです。しかし、未踏のジャンルだったからこそ新たな発見にもなり、書いていてとても楽しかったです。不思議なのは、あんなに爽やかさ満点の原案が、どうしてこんなにも鬱々とした作品に仕上がったのかということ。設定がアウトと言われましたが、自分は余裕でセーフだと思っています。とにもかくにも、主催者様、原作者様に誓って、愛情だけは込めました。実力が伴っているかは別の話です。少しでもみなさまのお暇の足しになれたら幸いです。
 最後になりましたが、Roulette i企画に尽力くださいました主催者様、執筆者、お疲れ様でした&ありがとうございました!