Otomilk ※上品ではないパラレルです。音也くん女体化の音美ちゃんが一ノ瀬牧場に飼われていてミルクを出すお仕事をしているという謎のファンタジーパラレルです ※音美ちゃんが一ノ瀬くんに搾乳されています。ジョーク作品です!気を付けてください トキヤは初めて彼女を見たとき、こんなに立派な牛はないと感激をした。彼は彼女を「音美」と名付け大切に育てあげた。 音美は両親がわからない牛だ。血統もどこかわからない彼女をトキヤがセンターから連れてきた。牧場のスタッフらはやめたほうがいいんじゃないかと言及したが、彼女に魅せられたトキヤはつい飼うことにしてしまった。 自分でもらしくないと思う。常に計画的に、完璧に仕事をするのに牧場の経営にプラスになるかわからない子を連れてきてしまった。むしろマイナスになるかもしれない。けれど、彼女がセンターで悲しそうに声をあげたのを聞いて放っておけなくなってしまったのだ。 意外にも彼女ははつらつとした性格ですぐにトキヤに懐いた。愛嬌のある彼女にまわりはすぐに虜になったし、大層可愛がった。彼女の部屋は冷暖房完備も完璧であるし、随分と過ごしやすい部屋につくりあげられている。 彼女の一日はまず風呂で体を洗浄してもらうことから始まる。丁寧に洗ったあとは授乳服のようなものに着替えてもらい、その際にブラは外してもらう。そして私はその間に搾乳機の用意をする。彼女のシャワーの音をバックにしながら。 「トキヤ、おまたせ」 本日は赤のチェックのワンピース型の授乳服のようだ。彼女の一番のお気に入りのようで、とてもよく似合っている。 搾乳室は白を基調とされた清潔感溢れる部屋である。だがそこには無機質な雰囲気もある。だからこそ彼女の赤いワンピースはとてもその空間では映えるのだ。 「そこ、かけてください」 「うん」 椅子に座らせ、私が何も言わなくとも彼女は胸元のチャックをさげ、乳首を露出させた。私はマスクとゴム手袋をしたまま、吸引部分を彼女のそこにピトリと当てる。 「ん…」 「冷たかったですか?消毒したばかりなので…」 「ううん、へいき」 いつもの通りの搾乳風景だ。ただ、最近彼女の様子がおかしい。搾乳をするとき妙に艶っぽい顔をするのだ。 「いきますよ」 「う、うん…いいよ…」 そんな不安そうな顔しなくとも。いつもやっていることではないですか。吸い出すためのボタンを押すのが少し躊躇される。けれど搾らないと出荷できない。意を決してボタンを押した。 「んん…っ」 すぐさま半透明のチューブが乳白に染まっていく。その流れるそれは彼女の乳房に眠っていたミルクなのである。私はそれをぼんやりと見つめていた。なかなか感慨深いものがある。乳白色のそれがチューブを通り、目盛のついた瓶に止まっていく。今日も快調のようですね。健康で何より。 「ふ…ふぁ…うん……っ」 「ここ最近やたら出がいいですね…ホルモンの影響でしょうか」 「うう…っあ、んう〜…」 「もう少しですから頑張ってくださいね」 「が、がんばる…っ」 「良い子です」 「あ、トキヤ……っ」 にへらと私に向ける笑顔が健気で可愛くて、思わず頭を撫でてしまった。その瞬間きゅむっとチューブが震える。 「おっと、いれすぎてしまう」 ピ、とボタンをとめて一先ず搾乳をストップさせる。決められたミルクの分量を測らなければならないのだ。私は完璧なので一寸の狂いも許されません。うーん…あと十ミリリットルってところですかね…。 「音美、微調整しますよ」 「微調整…!?また、やるの…?」 途端に彼女の顔がカア、と真っ赤に染まる。それも仕方がない。微調整とは機械ではなく人間の手の指先で調節しなければならないのだから。 「すみません。その、最近君のミルクが出がよくてうまく機械も調整できないんです。ちょっと痛いかもしれないんですけれど我慢してくださいね」 「わかった…。それがおれの仕事だもん」 「本当に君は仕事に対しては一生懸命ですね。感心します」 きゅぽんっと吸引部分を外してやると、彼女の乳首はびんびんに立ち上がっていた。乳輪もミルクに濡れている。それを軽くタオルで拭いてやるとますますびくんとした。 「ひぁんっ…!」 「すみません。軽く拭きますので」 「ふ、ふぁ…あっ!」 乾いたそこにゴム手袋をした指先で彼女の乳首に触れ、もう片手にトレイを用意し、彼女のミルクを受け止める準備をした。そしてくりっと摘まむようにすると大きく震えた。 「あっ、やだ、トキヤ」 「すみません我慢してください!あなたのせっかくのミルクが零れてしまいます」 「んう…っあ、ああ……っ」 きゅむきゅむとそれがもっと出るように摘まんでいくとそのたびに彼女が足をばたつかせる。もう少し、もう少しです。 「やんっ!トキヤぁ…っ」 きゅっと力を込めるとぴる…とミルクが滴った。私はそれを受け止める。彼女は力なく私の作業服にしがみついていた。 「もう少しです、から、頑張りましょう…?」 「でも、でもぉ…もう出ない、出ないの…っ」 「今ちゃんと出てますよ…」 「はあっ…それはトキヤがくりくりってするから…」 「そうしないと出ないでしょう」 「でもその触り方…変な気分になるから嫌…っ」 「まったく…我慢して下さい」 「あ、ふぁ…あ、あ、う」 彼女がまた脚をもじもじとさせた。連動させるように指先を動かす。トレイにたまるミルクが波打つ。真っ白なそれがこの大きな胸から出ているのだと思うと、不思議なものだ。 「…うん、そろそろですね」 耳元で囁いてやると、彼女がびくびく震えた。吐く息も荒くなっていく。顔も真っ赤だ。 「あっあっあっ、もう、もうだめ…っ」 「終わりにしましょうか」 きゅっと栓を閉じるかのように乳首の先をくに、と横に倒すと、びくびくびくっと彼女の体がしなった。そしてくたあ、と椅子にもたれかかってしまう。私はトレイにたまったミルクをちょろちょろとボトルにつめた。うん、分量ぴったりです。完璧です。一ノ瀬ミルクは今日もパーフェクトですよ。満足げに一人笑って手袋を外し、彼女の濡れた胸をふわふわのタオルで拭いてやる。拭かれるたびにも彼女はびくびくと震えていた。 「よく頑張りました。朝の搾乳はこれで終わりです」 「今日も頑張れた?」 「ええ。上出来です」 ふふっと笑って彼女の頭をよしよしと撫でてやると本当に嬉しそうに笑う。可愛い。 「ミルク出荷できる?」 「ええ。できますよ。みなさんに飲んでもらいましょうね」 「みんなに…俺のミルクを…」 憂い気に目を伏せて、音美は私の手をきゅっと握る。伏せられた睫毛はらせん状に広がっていてとてもきれいだ。 「トキヤはそれで幸せになれる?」 「幸せ…?まあ、それで売り上げをあげられたら利益が出ますので幸せということになるのでしょうか」 「嬉しい?」 「そう…ですね。嬉しいと思います」 「それならいいよ。トキヤが嬉しいならおれも嬉しい」 ぎゅるんと大きな瞳が私を見上げる。その瞳には何もない。純粋に私を映し出しているだけだ。 「おれはトキヤのものだもん。好きにつかっていいよ。そのためにここに来たんだから」 「つかうだなんて…君はここの牧場のアイドルなんです。私たちはサポートしてるだけにすぎません。主役はあくまで君です。これからもよろしくお願いしますよ」 そう言って彼女の柔らかな頬にちゅっと口づけた。音美は嬉しそうに笑った。 * ああ、ああ、もう我慢できない! 就寝前のおれはそんな気持ちでいっぱいだった。おれの牧場のパートナーの作業員トキヤは、とってもマジメ。いつも細かな数字の刻まれたボトル片手に出荷ミルクの分量を調節している。トキヤは最近おれのミルクの出が良いから機械が壊れたかもしれないとかなんとか言ってやたら調節調節言っているけれど少しはなぜミルクの出が良くなったか考えてほしい。 理由はホルモンの活性化だ。なぜ活性化したかって?そんなの決まっている。おれがトキヤのこと好きになってしまって、彼の手つきに感じるようになってしまったからだ。 それが事務的なものだと知っている。だからこそおれがどんなに体をびくびくとさせても彼はきっちりとミルクを絞り出す。あとちょっとでいきそう!というときでも彼は平気で寸前で止めるし、いきっぱなしのときにきゅっと強く乳首を掴まれることもある。もう調教されているようなものだ。 彼に触れられるたびに、下腹部は濡れていくし、疼いて仕方がない。けれどいっぱい我慢したら最後にはいいこいいこって撫でてくれるから今日も頑張ってお仕事。たくさん愛してくれているのも知ってる。だけどそろそろ我慢できない。 「ん…」 はあ、と大きくため息をついて、ベッドの中で脚をもぞもぞとさせてしまう。今朝の搾乳された光景が思い出される。今日はいつもよりいっぱい撫でてくれた。今日もトキヤはかっこよかった。本当はトキヤにだけ飲んでほしい、このミルクは。 「トキヤ……」 寂しく呟いても、しんとしている。そっとショートパンツに手を差し入れた。ショーツの上からそっと割れ目を撫でる。 「……っ」 胸だけじゃいや。本当に触れてほしいのはここの奥なんだよ。 「はあっ…は、……」 トキヤって童貞なのかなあ。彼女とかいるのかなあ。でもずっとこの牧場にいるよね。どうしてこんな職業を選んだんだろう。トキヤって芸能人になれそうなぐらいかっこいいのに。それに声もとってもきれいだから歌だって上手そう。 「う、ん……」 我慢できなくなって、ついにショーツの中に手をいれた。冷たい指先でヘアをそっと撫でて、割れ目にそっと潜らせた。 「んぅ…」 濡れてる。その事実がますます自分を興奮させる。トキヤがおれをこうするんだよ。トキヤの顔も好きだけど声も好き。低温で甘く「よく頑張りました」って囁いてくれたら、もうそれだけでミルク勝手に出ちゃうよ。 この間掃除をしてくれたとき、小さく歌を口ずさんでいたのを知っている。その曲が何かはわからなかったけれど、とてもきれいな歌声だった。もう一度あの歌声を聞きたい。 「………」 もうこんなにしているのですか?はしたない…いやらしい子ですね。 「うん…っん、ん」 トキヤの声が頭の隅で響く。いいこいいこって褒めるだけじゃなくって本当はいじめてほしい。今度わざとミルクを零して粗相をしてみようか。そしたら叱ってくれるかな。けれどトキヤはおれにめちゃめちゃ甘いからそれはなさそうだなあ。 「あ、トキヤ……」 指先をもっともっと沈めて、濡れた壁を感じて、そこにちょこんとある肉芽に触れる。それはもうぷっくりと膨らんでいる。ぬるぬるとぬめりをつかってそこを撫でまわした。 「んん、ん……」 コリコリとしたそれはますます膨らんでいっちゃう。早くこれをトキヤに触れてもらいたい。触れてほしい。触って、触ってよトキヤぁ…。 「ううっ…」 でもおれは彼にとってただの牛だから、商売道具だからこんなところまで触ってもらえないことを知っている。だからこうやって寝る前に自分で慰めているのだ。何度虚しい思いをしたことか。 「あ、あう…うう…っ」 じわ、と涙の膜が瞳に張られる。今自分は何をしているのだとふと冷静になったらこれだ。横向きに体制を変えると、ボロリと涙の粒が流れ、枕に染みをつくった。でも気持ちいいからやめられない。 「はあっ、はあっ、は……っ」 指先でそこを撫でて、孔のまわりをなぞって自分で胸に触って、先をいじくって、あんまりやりすぎると出ちゃうからティッシュで押さえる。 「あ〜…っ」 手の動きも激しくなっていく。もうこんなの嫌だよ、トキヤ触って、そしておれにキスをしてほしい、ああっ、いっちゃいそう。 「んく……っ」 ピンとつま先を伸ばして、絶頂を受け止めた。はあはあと息を整えて、心臓のあたりに手をやると、ぬるりと生暖かい感触がした。 「えっ…うそ!?」 キャミソール越しにじんわりと胸が濡れている。ティッシュでおさえたものだと思っていたが、寝ぼけててやり忘れてしまったらしい。トキヤに何て言い訳をすれば…!? コンコン。 しかもこんなタイミングで扉にノックがされた。相手はひとりしか予想ができない。 「音美?なんだか音がしましたが大丈夫ですか?」 「ト、トキヤ…!」 「体調が悪いのですか?開けますよ?」 「ちょっ、ちょっと待ってぇ!」 ガチャリと遠慮なくトキヤは扉を開く。こういうときに、本当に自分のこと何とも思っていないんだなあと思う。全然意識してくれていない。 「君はまたそんな格好で寝ているのですか…」 「トキヤこそ何そのパジャマ…」 「なっ…就寝前はこのスタイルが一番なんです!とにかく上着を着なさい」 近くにあった白いモコモコのパーカーを取り出しトキヤがそれを肩にかけてくれた。そのスマートな動作にすごくきゅんとしてしまった。 「あ、ありがと…」 ほわほわとした気持ちでお礼を言うと、トキヤが声もなく優しく笑う。その顔がかっこよくてますますドキドキする。 「ん?音美、胸元が汚れていませんか?」 「えっ!あっ、えーと…」 トキヤに案の定指摘されて目が泳ぐ。何て言い訳しよう。ひとりえっちしてたなんて絶対に言いたくない。いやらしい子だと思われる。それだけは絶対にばれたくない。それだけは絶対にむりむりむり! 心臓の音がばくばくと加速してヒートアップしていく。搾乳の作業場ではなく、寝室にトキヤと二人きりだというシチュエーションも相乗効果を兼ねているしで、もう頭の中はぐるぐるだ。ほの暗い部屋もなんだか他のことを考えてしまう。どうしてこんなに自分は妄想ばかりしてしまうのだろう。当のトキヤは涼しい顔をしているのに。 「まったく…粗相してしまったんですか?いけない子ですね」 そう言ってトキヤはタオルでキャミソールの上からそっとそこを押さえた。温度の冷めたミルクは冷たく胸元を刺激する。その冷たさに体をびくつかせてしまった。 「い、いいからトキヤ自分でやるから…っ」 「じっとしていなさい」 「………っ」 くにくにと知ってか知らずがトキヤはおれの胸の先をタオルで突く。その些細な動きに、いったばかりの体は敏感に反応をせざるを得ない。せめて声だけは出ないようにと我慢はするがもうショーツはびしょびしょであろう。 「最近の君はどうしたんでしょうね…一度病院に連れていってみたほうがいいんでしょうか」 「え?」 「ミルクの出が以前に比べてとても良いので…何か体調で変わったことがあったのかと」 「……それは」 そんなの、理由はひとつだ。 おれが、トキヤに恋をしてしまったから、ミルクがどばどば出るようになったんだよ。 「何か心当たりでも?」 トキヤの端正な顔がすっと近づけられ囁くように質問をされた。その近さにどきっとする。またミルクこぼしちゃいそう。 「トキヤ、あのね…」 「ん?」 この近さならいつでもキスができる。そう思ったら胸の高鳴りはやまない。ドキドキドキとずっと心臓が震えてる。トキヤの薄い唇が目の前にある。今ここで好きだと言ってキスをしたら何か変わるだろうか。トキヤはあそこに触れてくれるだろうか。 「キス、すれば自分でもミルクの調節できるかもしれない」 「キス…?んっ…」 彼のパジャマの裾を握って、そっと唇に触れるだけのキスをした。作業服の硬い感触とは全然違う、柔らかな布の感触、プライベートのトキヤだ。そしてふわふわと唇が触れ合った。 「…!おと、み…きみは…っ!?」 こんなにトキヤが驚いた顔なんて初めて見た。少し可愛くてフフフと笑ってしまった。 「トキヤ、好きだよ」 ぎゅっと抱きついて、言ってしまった。もうどうにでもなれだ。 「でも、君と私は仕事上のパートナーで…それに君は…」 「でも本当はおれ、ずっとトキヤに飲んでもらいたかった…知らない誰かじゃなくてトキヤにだけ、好きな人にだけこのミルクを飲んでもらいたかったんだよ…」 「…音美」 「トキヤお願い、おれのここにキスして。おれのミルク飲んで…っ」 キャミソールの肩ひもを外して、その乳房を露わとさせた。乳首はじんわりとミルクが滲んでいた。これだけで売り物になるミルクだ。トキヤはそれをじっと見つめていたけれど、意を決したように先ほどのタオルと同じものでそこを拭いた。その光景がとんでもなくショックなものに思えた。ガアンと衝撃が胸にのしかかる。もうわけもわからず涙が流れ、声も震えだした。 「どうして…どうして飲んでくれないの…っ!?」 「すみません…」 「やっぱりトキヤにとっておれはただのミルクでしかないんだ!ただの商売道具でしか…っ」 「違います!」 「んむっ…」 ぐっと肩を抱かれ、唇を塞がれた。先ほどの軽いキスとは違う、深く甘いキスだった。待ち焦がれていた快感に下腹部が疼いていく。クールな彼がこんな情熱的なキスをするなんてと心はもっと疼いていた。 口と口が離れたころには互いに息が切れていて、トキヤはすました顔から急変した男の顔をしてた。それがセクシーでまた大きく胸が高鳴った。 「は、あ…ときやぁ…」 「すみません、つい…」 「いいんだよ、もっとして…」 「駄目です、これ以上は…」 「どうして?ね、おれを好きにして、抱いてよ…」 トキヤは切なそうな目をして俺を見つめていた。その瞳は間違いなく情欲に駆られているのに一向に触れてくれる気配がない。 「私は、君のことはとても可愛く思っています。何よりも大切な存在です」 「…恋人にしてくれだなんて言わないよ。ただ一度だけ…」 「それが、だめなんです。私は君を抱けない」 「おれがお願いしても?乱暴にしていいんだよ?傷つけられたなんて思わない、おれトキヤになら…」 「できないんです!…君を抱いたら君はこの牧場にいられなくなってしまう」 その言葉にはた、と思考が停止する。トキヤは眉をさげて、悲しそうにおれの頬を撫でた。 「どういうこと?」 「君たちは、男を知ったらミルクが出なくなるんですよ」 トキヤの手は頬から移動し、唇をそっと撫でた。ふにふにとそこを指先で触れている。 「ミルクが出るのは処女の間だけなんです。ミルクが出なくなった君は、ここには置けなくなります」 「そんな…」 「私は君とずっといたいんです。だから、わかってくれますね…?」 ぎゅっとトキヤはおれをきつく抱きしめてくれた。おれのミルクでトキヤのパジャマ汚しちゃうよと言いたかったけれどもあんまり強い力だったから言えなかった。 彼の台詞を思い返しながら、やっぱりトキヤにとっておれは牛でしかなかったんだなあと悲しくなって、静かに泣いた。 |