天の邪鬼








嫌いだ。

お前なんか。


それは昔から抱いていた感情。
ひたすら前向きで、

俺に何されたって笑顔で。

人間の負の感情になんか無縁で。

嫌えよ、
なんだよ、

「またやろーな」

ってんなこと望んでない。
そういって、壊してやりたかった。


俺に近づくな。

俺は、汚いんだ。
お前のようにはなれない。


俺に近づくと、木吉まで汚れてしまうような気がした。

だから、お前とはいたくない。

普通に話して、
普通に出会っていたらとも思う。

だけど今の形が紛れもない俺たちだ。

地の底まで墜ちて、
真っ黒な俺にはお前といる資格なんて、


なんだよ、
俺、


好きなんじゃん。






あとがき


花宮は天の邪鬼なのよってw

なんで木花書いてみたよ自分←


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