小説 | ナノ



▼天海創世ルート
最初のムービー。「本当の……私」と空に伸ばす手。
「人間の生を学ぶため、身を偽ってはみましたが……まさかこんなに穏やかな時を過ごすことになろうとは」金吾さんと過ごす時間は天海様にとって、人間を学ぶ時なんですね。
光秀から勝家に座敷童子を任せてきたときのことを思い出す天海様。
「天海様って時々ふらっといなくなるよね」「単なる散歩ですよ、意味を定めずさまようのも思いの外愉しいもので」「いきなりいなくならないでね、天海様がいてくれなきゃ僕絶対いじめられるよ!」「それはいけません、精々体を鍛えなくてはね」やり取り可愛いけどなんとなく離れる時が来るってかんじ。
嬉しそうで悲しそうな明智さん。信長公との刃を交じり合わせる快楽を思い出してしまった様です。「結局全てが真なのでしょうね、死を好む私も、それを忌む私も…この微睡みから目覚めたくないと願う私も、あの方との生を希う私も。」それを聞いていた金吾さん。
怯えながらも「これだけは言わせて!僕には細かいことよくわかんないけどさぁ、天海様が後悔しないのが一番だと思うよ!」き、金吾さん…(´;ω;`)
「天海様いなくなっちゃうのかな、仕方ないけど、きっとご飯も美味しくなくなるな」どこかへ帰り、いなくなったはずの天海様はそこにいました。「お許し下さい信長公、私はもう少しここで人間の真似事に興じていたい」ウワアアアアア(´;ω;`)
毛利軍の兵士に命を狙われる金吾さんと、それを助ける天海様。そしてお馴染みのあの笑い。「戦が終わっても一緒にいてくれるよね?この前のことがあってから、天海さまが遠い気がして」「全部終わらせて一緒に鍋をつつこうよ!」「ええ、一緒に、美味しく、いただきましょうね」穏やかで優しい声です。
ラスト。金吾さん創成と同じような図。だけど手にはしゃもじ。と、鎌。どちらも見せて遊んでいる様子の天海さま。ウワアアアアア良かったあああ…!!!!
絵巻には「明智光秀、織田に戻る事無く、小早川家の要人・天海として乱世終結の時を迎える」の文字が。ああ、やっぱり戻らなかったんですね。
「長い間口にしていない」のはご飯でしょうか、それとも信長公の名前でしょうか。ラストは完全に金吾さんとの対でしたね。さながら人間としての道を手に入れた天海様ルートということでしょうかね。



▼天海ドラマルート
金吾さんの「天海さまが後悔しないのが、一番大事だと思うよ!」からの分岐。
書置きを見つける金吾さん。「短い間でしたがありがとうございました、食べ過ぎには重々ご注意を 慈眼大師 天海」
さようなら、天海さま。と涙ながらに言う金吾さん…(´;ω;`)
金吾さんの前では最後まで天海様だったんですね。
明智光秀として、信長を選ぶルートです。
人間でいるということは、誰かに認められること。前田利家の首を手土産に織田へ帰参しようとする慈眼大師「光秀」。
純粋な気持ちであの方の傍へ侍りたい。器の大きいあのお方。
私は慈しみ、癒し、殺すものだと。
利家撃破「光秀、信長様、誰にも疎まれぬ生き方を」まつ撃破「濃姫様、貴女ならばこのお方に何と…」慶次撃破「もし、いたんならさ、優しいあんたってのにも、会いたかったよ」
そして最終戦。「いずれ折を見て帰蝶達を迎えに行かなければなりませんね、思えば謀反の妨げにならぬよう、彼女らを隔離したのが全ての始まりでしたが思えばあの頃から私は殺したくないと思っていたのかもしれません、帰蝶はともかく、あの糞餓鬼までね?まあ、金吾さんと同じようなものでしょう」「味方は安土城にあり!」
明智さんに武器を取る皆。勝家に優しく語りかける光秀。そんな光秀に勝家は戸惑いながらも一言、「無礼を承知で、ここからお逃げ下さい」と。
信長の元で、永久に人間でいることを決意した光秀には到底理解出来るはずもなく、光秀は信長の元へ。
信長曰く、女と丸を発見した、と。二人を幽閉したことが知られてしまっていました。「誤解です、私はただ、二人を戦火に巻き込まぬように…!」
もう、傍にはいられない。罪に問われた末に信長を手にかけてしまう光秀。どうして、と嘆き、地を殴り付け、そして。
「多くは望みません、ただもう一度、ここではない別の世界で」
鎌を手に取り、自害する光秀。異世界を巡るループの始まり、のように見えますね。



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