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姉ちゃんが言っていた事を、ここ最近よく思い出す様になった。


「私は、父さんみたいに宇宙を飛び回る仕事がしたいな。エイリアン退治してさ。神楽はどうしたい?」


そんな事を言われたのは、私が5才の頃だ。姉ちゃんは15才で時々パピーと一緒にえいりあんばすたーの仕事を手伝っていた。

あの頃はハテナマークを浮かべるだけだった私だけど、今なら二つ返事でこう言える。



「私も」と、



姉ちゃんは私の自慢の姉だった。


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