境界線
いつまでもそこに伸びる線。
絶対的な存在を主張するぴんと張っているその線は、俺をいつだって拒む。見えない壁に阻まれているかの様に。
けして、越えてはいけないとでも言うかのように。
儚く曖昧で、それ故効果を発揮するこの境界線は俺に対しての……拒絶。
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1
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2
side 眞
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3
side 橙真
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