08:お弁当と主夫とわんこ 4 / 5

ぽっと魚住先輩はグラムがそこそこ多い肉をカゴに放り投げてカゴを転がす。



「こーめーちゃん俺カゴ運ぶー」
「お、さんきゅ」


……親子かな?



特売!とでかでかとかかれた卵パックに目を付けて私は親に頼まれていたのだと手を伸ばした。

危ない、忘れるところだった。



「星尾ちゃん、他に食べたいものない?」



魚住先輩が私を見て首を傾げる。


「あ、どれも美味しいので何でもいいです!」

「そう?」


にっこり。



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