1周年記念：野坂君
その頃連鶴にハマっていたので絵に組み込んでみました。
以下、付けていた小話です。
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▼変換ボックス
↓の名前で表示されます。
名前
「野坂君！もうすぐ手術に行っちゃう野坂君が寂しくないよう
今日はプレゼントを持ってきたよ！」
「プレゼント？」
「って言っても大したものじゃないけど…コレどうぞ！」
「これは…折り鶴？変わってるね、羽で2羽が繋がってる」
「双子鶴って言うんだって！学校で作ってきたの」
「…手を繋いでるみたいだ、可愛らしいね」
「そう！野坂君は独りじゃないよって事で挑戦してみました！」
「…ありがとう、心強いな。
ねぇ名前、僕にもこの鶴の作り方 教えてくれる？」
「？ うん、良いよ。
ちょっと待ってね、半分の折り紙から出来るから余りが…あった！
赤色で良い？」
「あぁ。じゃあ早速教えてもらおうかな」
▽
「…ーーーで、ここをこうしてハイ完成！」
「うーん…完成はしたけど僕はどこか間違ったみたいだね。繋がってるの、嘴だ」
「わ、本当だ！うーん、最後の折る部分で違ったかな？
でも…キスしてるみたいで可愛いね」
「そう言われたらそうだね…偶然の産物とは言え、悪くはないのかも」
「（良かった、野坂君満足そう…）」
「ーーー…ねぇ、名前。
この双子鶴、君が貰ってくれないかな？」
「え…？それは嬉しいけど…でも、良いの？」
「良いんだ、そうすれば交換になるだろう。
僕が帰ってくるまで、それを見て僕を思い出して。
それで無事帰ってきたら…その鶴みたいにして、迎えて欲しいな」
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2019/6/13 まくら
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