最後の火曜日
「遅くなってゴメン。」
優葉の声で過去から引き戻され、瞼をあけるとそこには外行きの顔をした君が立っていた。
「大丈夫です。何飲みます?」
「じゃあ、少し疲れてるから今日はウーロン茶。」
「わかりました。」
優葉の注文を終えると、いつもと同じ、優葉のとなりに腰を下ろす。
「今日は遅かったですね。」
「少しトラぶっちゃって。」
お互い一言交わすごとに口に水分を含む。
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