最後の火曜日





「遅くなってゴメン。」


優葉の声で過去から引き戻され、瞼をあけるとそこには外行きの顔をした君が立っていた。




「大丈夫です。何飲みます?」

「じゃあ、少し疲れてるから今日はウーロン茶。」

「わかりました。」


優葉の注文を終えると、いつもと同じ、優葉のとなりに腰を下ろす。


「今日は遅かったですね。」

「少しトラぶっちゃって。」


お互い一言交わすごとに口に水分を含む。









1

<< >>      Comments  menu  TOPへ
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -