【 7 NOTE 】
__帽子屋編突入__
==========================================================
帽子屋屋敷にて。
僕の部屋は、客室の一室だ。
何不自由なく過ごせている。
・・・・・やる事がない・・・・・・
考えてみればそうだ。仕事をさがしてみるが全く無い。
ということで遊園地でバイトをしようと思い、今足を運んでいる。
『…ということなんだけど僕に仕事をくれないかなぁ?』
ゴーランドは考える素振りをせず、仕事を提案してくれた。
「ああ!実はだな、お前にピッタリの仕事があるんだ!」
ゴーランドが提案した仕事は以下の4つ。
・ 園内の抗争を止める。
・ 優遇客の接客
・ 飛んでいった風船の回収
・ ボリスの手伝い
勤務時間は夕方の時間帯で、ありがたく働かせてもらうことにした。
ゴーランドと別れた後、屋敷に帰ると双子達がいなかった。
メイドに話を聞くと抗争で出払っているとのこと。
襲撃はないと思うが侵入者には気をつけろ。と
僕は暇だったので彼らの帰りを待つと共に門番の代わりを勝手でた。
門の上に座りあたりを見下ろしてみるが、人気も殺気も感じられない。
上からみると広い領土だな・・・
なぁんか眠たくなってきたなぁ。
僕がウトウトし始めたところに人の気配が感じられた。
門の前には20ほどの刺客。
これは倒すしかないよな。
さて、僕のゲームを始めるか。
ザシュ___
僕の剣が一人の刺客ごと、地面に突き刺さる。
トン と軽い音をたて、剣の上に立つ。
『ねぇお兄さんたち!僕と遊んでくれるの?』
相手の反応はまずまず、完璧に気配を察知し驚いているといったところだ。
『僕と遊んでくれるよね!でなきゃ……
___________殺しちゃうよ?』
僕は相手にわかりやすいように、わざと殺気を放つ。
「お…女のくせにか?マフィアの女も腕がなきゃ面白くねぇよなぁ!!殺れ!!!」
男の合図と同時に刺客が僕に刃を向ける。
アイツが核らしい。
『ちょうど体が鈍ってたんだ!_______行くよ‥』
『アクトナレーション!!ソード』
僕の声に反応した剣は、勢いよく男達に空から突き刺さる。
一人…また一人。
赤いバラと一緒に散っていく。
数が減ったところで目を凝らすと、ブラッドたちが帰ってきた様子。
エリーが目の前の状況に驚いているのが目にみえてわかりやすい。
「お姉さん!危ないよ!」
ディーが心配の言葉をくれる。
今の僕にはこんな親しい人達がいるんだ。
___大丈夫。
ブラッドたちが見ている中、僕は最後の核に向かって言い放つ。
『__ラヴィノーツ。』
地面に突き刺さっていた剣が大きなギロチン、死刑台へと姿、形を変える。
これで最後だ。
僕は笑う。
『お兄さんさようなら。また来世でお会い致しましょう?___アクト』
ガシャリ。
音にできない悲鳴と金属の擦れる音で、男の命は締めくくられた。
(なんて贅沢な男。僕の手に掛れるなんて)
僕は笑う。死んだ音に。
目の前には赤い薔薇。
ただ ただ 残るのは。
赤に染まった 狂い時計。
エンド
_____________________________________________________
〜あとがき〜
今回はグロテスクな話です。
___大丈夫 の表現については後々かいていきます!
ではまた次回でお会いしましょう!
まゆら
__帽子屋編突入__
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帽子屋屋敷にて。
僕の部屋は、客室の一室だ。
何不自由なく過ごせている。
・・・・・やる事がない・・・・・・
考えてみればそうだ。仕事をさがしてみるが全く無い。
ということで遊園地でバイトをしようと思い、今足を運んでいる。
『…ということなんだけど僕に仕事をくれないかなぁ?』
ゴーランドは考える素振りをせず、仕事を提案してくれた。
「ああ!実はだな、お前にピッタリの仕事があるんだ!」
ゴーランドが提案した仕事は以下の4つ。
・ 園内の抗争を止める。
・ 優遇客の接客
・ 飛んでいった風船の回収
・ ボリスの手伝い
勤務時間は夕方の時間帯で、ありがたく働かせてもらうことにした。
ゴーランドと別れた後、屋敷に帰ると双子達がいなかった。
メイドに話を聞くと抗争で出払っているとのこと。
襲撃はないと思うが侵入者には気をつけろ。と
僕は暇だったので彼らの帰りを待つと共に門番の代わりを勝手でた。
門の上に座りあたりを見下ろしてみるが、人気も殺気も感じられない。
上からみると広い領土だな・・・
なぁんか眠たくなってきたなぁ。
僕がウトウトし始めたところに人の気配が感じられた。
門の前には20ほどの刺客。
これは倒すしかないよな。
さて、僕のゲームを始めるか。
ザシュ___
僕の剣が一人の刺客ごと、地面に突き刺さる。
トン と軽い音をたて、剣の上に立つ。
『ねぇお兄さんたち!僕と遊んでくれるの?』
相手の反応はまずまず、完璧に気配を察知し驚いているといったところだ。
『僕と遊んでくれるよね!でなきゃ……
___________殺しちゃうよ?』
僕は相手にわかりやすいように、わざと殺気を放つ。
「お…女のくせにか?マフィアの女も腕がなきゃ面白くねぇよなぁ!!殺れ!!!」
男の合図と同時に刺客が僕に刃を向ける。
アイツが核らしい。
『ちょうど体が鈍ってたんだ!_______行くよ‥』
『アクトナレーション!!ソード』
僕の声に反応した剣は、勢いよく男達に空から突き刺さる。
一人…また一人。
赤いバラと一緒に散っていく。
数が減ったところで目を凝らすと、ブラッドたちが帰ってきた様子。
エリーが目の前の状況に驚いているのが目にみえてわかりやすい。
「お姉さん!危ないよ!」
ディーが心配の言葉をくれる。
今の僕にはこんな親しい人達がいるんだ。
___大丈夫。
ブラッドたちが見ている中、僕は最後の核に向かって言い放つ。
『__ラヴィノーツ。』
地面に突き刺さっていた剣が大きなギロチン、死刑台へと姿、形を変える。
これで最後だ。
僕は笑う。
『お兄さんさようなら。また来世でお会い致しましょう?___アクト』
ガシャリ。
音にできない悲鳴と金属の擦れる音で、男の命は締めくくられた。
(なんて贅沢な男。僕の手に掛れるなんて)
僕は笑う。死んだ音に。
目の前には赤い薔薇。
ただ ただ 残るのは。
赤に染まった 狂い時計。
エンド
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〜あとがき〜
今回はグロテスクな話です。
___大丈夫 の表現については後々かいていきます!
ではまた次回でお会いしましょう!
まゆら