クリスマスは大人しくしてくれるかと思いましたが
彼らは今日も騒ぎ立ててますww

-----------------------------------------------

本日、クリスマスイブ。・・・・のはず



『ねぇ?イブだって言うのに何で帽子屋屋敷でお茶会なわけ?』




アリスはボリスとピアスの席に挟まれて座っている


時間帯は夜。


アリスの問いかけにブラッドが答える




「お嬢さん。それはここにいるみながおもっているだろう」



そう言い放ったあとブラッドは紅茶をすする。



「せっかくのニンジン料理が不味くなるぜっ!」



エリオットはまんざらでも無いらしくケーキを頬張る



耳をつかみたい衝動に駆られるが必死に抑えた



『あとひとつ質問があるんだけど いいかしら』



「ん?なにが不満かな?」



『不満じゃなくて・・どうしてグレイとナイトメアが居るわけ?』
グレイは良くてもナイトメアは来て大丈夫なの?』

(吐血とかしたら最悪・・・)



アリスはため息混じりに言う


クリスマスの素敵なお茶会の席で


吐血されたらひとたまりも無いだろう


雰囲気も気分もぶち壊されては最悪だ



「アリスひどいぞっ全部聞こえてるからな!」



「ぴっ猫!!」


ピアスはやっとボリスの存在を認識したらしく


いつもどうり逃げ回る





「あっ待て!!!!逃がすかよ!」




ピアスのあとを追ってボリスも席を立つ




両隣が空いてすこし寂しいなぁ・・


少しじゃない。


ボリスが居なくなるととても寂しい。


少し肌寒い中アリスはふとおもう





『ボリスは平気そうだけど寒くないのかしら・・』


アリスのつぶやきにグレイが反応する


グレイはいつの間にかアリスの傍らに立ち



自分の上着をアリスに羽織らせる



「寒かったのか?悪い、気づいてやれなくて。」





『いいのよグレイ、ありがとう』



グレイの上着に重さは無く



いつも身に着けているナイフなどを外してくれていた



小さな気遣いにアリスは思う



(なんでこんなにカッコいいんだろう。
大人の要領ってやつなのかしら・・)



アリスの思考を読んだらしいナイトメアがニヤニヤし
ている




『きもい』



アリスはナイトメアに笑顔で言い放った



そこに双子がやってきて隣の席に座る




「お姉さん!なんでこんなやつの上着なんか!」
「兄弟。でも僕達上着ないし・・・」





双子は何か思いつかないかと顔をしかめて悩んでいる





『ありがとう二人とも。』



と、言い残しアリスはグレイのところに行く



『グレイ!貸してくれてありがとう もう十分だわ』



「だが・・」


アリスは一目散にユリウスの下へとかけつける




『ユリウス・・お願いしていいかしら?』



どうやらアリスはユリウスに服を変えてもらおうとしているらしい



「はぁ・・・分かった。文句は受け付けないからな」





ユリウスのセンスが少し心配だがブラッドに頼むよりはマシだろうとアリスは学習したのであった



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -