「なまえチャン〜みっけ!!」

『な…那月く…ん』

「なまえほんっとかわいい!!こんなこが僕の彼女なんて嬉しすぎます!!」

『な…那月クン…苦しい…』


ある日の一時。廊下を歩いていると後ろから呼び止められる。声を聞いただけで正体はわかった。私の名前をよぶと勢いよく全力で抱き締められる。グワングワンと体を左右に動かされればこれでもかとゆうくらい力を入れられる。


『ち…ちょ!!とりあえずはなして』

「いやです。いやです。離しません」


『ちょ!!ちょっとやばい!だれか来ちゃうよ』


離れてと言うのに離れない那月クン。するとカタカタと廊下を歩く音が聞こえてくる。や、やばいとおもい急いで那月クンを離そうと抵抗する。でも、この行動がだめだった。











カタン


『あ…』
し、しまった。中々離してくれない那月クンに抵抗して手をブンブンとふってしまったため、手が顔面にカスってしまった。その瞬間那月クンの眼鏡が床に落ちた。






と…ゆうことは…


『あ…その…那月クン?』

「俺は那月じゃねえ。」


やってしまった…。一番恐れていることがおこったんだ。


『あ…あの』
そういってちらっとみるとニヤリと広角をあげて笑っていた


『離すわけねーよな』

そう砂月クンが耳でささやけばそのまま耳になにか違和感をかんじた。

「ちょ…きゃっ…さ…砂月くん…。」


『ここ、よえーよな?』
耳をあまがみさせる。


カタカタカタ


「誰かきちゃうよ!!」
『そのほうがスリルあっていいだろ?』


そういって私の口を塞いだ







「んっ…っ…っ」

『ふっ、お楽しみはこれからだ』

このあと砂月クンがもとに戻ったのはまださきの話し。