僕は透明人間さ
12.10.5

むかしむかし、二人のえいゆうがおりました。黒と白の彼らは終わらないさいばんを続け、とうとう中立の灰色に終わりの合図を告げられぬまま、ほろんでしまいました。おしまい

…… …… …… …… ……

「おしまいのない物語なんてないのにね」
「ロスティ、それでオワリなのーっ?!」
「ごめんね姫。納得いかないだろうけどこれ以上続けられないんだ。……彼らも、こんな最期に納得なんてしてないだろうけど」


(黒と白たちの理想も真実も今やもやとなってゆく)

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