僕は透明人間さ
13.2.14

◆疑似家族
「え、えっと……」
「わあ、泰劉くん今年もすごい出来だわ」
「こ、今年こそはと思っていたのに格段に泰劉さんのお料理レベルが上がっていませんか……!!」
「ご、ごめん?二人が喜ぶ顔を思い浮かべてたら、その、つい」
「とはいっても3人じゃ食べきれないし、他の人も呼びましょうか」
「ううう、ぜったい来年は負けないんですから……!」
お料理上手な泰劉さん、多分女子力もかなりあがっているんじゃないかな!

◆氷未
(バレンタイン、だけど。アイツ今日は来るのかしら)
(冷たいものが好きだから冷やしておいしいものにしたけど……口に合わなかったらどうしよう)
「未咲〜チョコちょーだい!」
「ちょ、チョコはないわよ!」
「えっ」
そのあときちんと渡すけどついチョコはない!と言ってしまう未咲……。ラッピングするときにドライフラワーをつけていたらいいな

◆けんこの
「けんしくんけんしくん!チョコどーぞ!」
「……これこのが作ったのか?」
「おいしくなかったらごめんね……」
「いや、うまい」
「えっ、本当?うれしいなあえへへ!」
掴めてないからねつ造とも()笑顔なこのみちゃんにかわいいと思いながらも言えないのが店長です、繭糸です(真顔)

◆潮さんと緑
「潮潮〜〜友チョコってご存知?」
「んあ?や、しらねーけど」
「ふふふ〜、今日はバレンタインデイだから潮のために用意してきたんだよー」
「チョコ持ってねーけどいいの?」
「それはホワイトデイに期待してる〜」
でも緑の友チョコは手作りでなくかわいいラッピングがされた市販のものなんだと。
3倍返しとは言わないけれどやっぱりお返しはほしい緑。

◆リト柊
「……これは?」
「侍女たちから教えてもらったんです。今日は好きな人にチョコレイトを贈る日なんですってね」
「それ、違うから。普通は女の子から男の子にチョコをあげる日だから」
「でも、私は柊のことが好きですから、別に構わないんじゃないでしょうか?それにほら、いつものお礼も兼ねて。ね?」
「変なところで女子らしくて……むかつく!」
「ええっ?」
逆チョコじゃないかな(笑)
柊ちゃんは用意しているけど上手く渡せなくて結局さきにリトに渡されてむう、としていればかわいい。そして渡すか渡さないか悩んでリトに発見されてれば尚かわいい。

◆rr
「リタって甘いもの苦手なんだっけ」
「ん?いや、別に?え、なに。煉チョコでもくれるの?」
「市販だからね、手作りじゃないからね」
「別にいいよ、あとは煉をもらうから」
「ちょっと今まだお昼っ」
ぺろっと唇なめてからがばりちょしそうなのがリタです。キリは呆れてチョコ食べそう。

◆苗ディ
「バレンタインなんて浮ついた者たちの行うイベントだ。戦場にそんなもの必要ないだろう。だから私のこれは別にそういうものじゃなく、丁度材料があったから作っただけだ」
「え、と……。結局このクッキーは僕にくれるもの、なんだよね……?」
「……不格好だし、味も悪いだろうからやっぱり食べなくていい。私が自分で処理する」
「えええっ!た、食べるよ!だってディアの手作り、なんだし」
苗汰さんはハの字眉毛で笑って受け取ってくれそう。ディアはこんな自分があげるだなんておこがましいし何を勘違いしているんだろうもやもやってしながらも、受け取ってくれたらほっとしていればいいです。

舞と兄たち
「……お兄ちゃん?」
「げっ舞!」
「わわわ舞ちゃん!」
「ねえそこで何してるの?私言ったよね、キッチンまわりには近づかないで、って」
「ええとこれにはつまり訳があってだな?舞が彼氏に何をやるかだなんて気になってなんかないぞ?」
「そうだよぉ舞ちゃん!俺たちが舞ちゃんの本命貰える彼氏くんに殺意なんて覚えてないからぁ!」
「ふーん、そう。今年は二人ともバレンタインはなしでいいってことね。ふうん」
「舞落ち着け!そしてごめん!」
「ごめんね舞ちゃん〜〜〜悲しいからそんなこと言わないで〜〜!!!!」
朧くんに渡すチョコを盗み見た罰でした(^-^)

◆コトナギ
「ちょこれいと、ってなあに?」
「甘いものだよ」
「じゃあじゃあばれんたいでいは?」
「好きな人にチョコレートをあげる日だね」
「そうなの?でも……わたしチョコあげれない、×××が好きなのに知らないから渡せないや(しょんぼり)」
「……気持ちだけでもうれしいよ」
こーちゃんが微笑んで何この子かわいいかわいいはあかわいいしてれば大変いい。本当いい

◆バナなず+
「つ、作ったはいいけどバナード旅してる、し、手渡せない……!」
「どうしたのかな今日は所謂バレンタインだそうだけどもしかして君も用意していた口かいなあに世間一般の女性に分類されているわけだから別にとがめている訳じゃあないとにかくだね好きな人と限定するからこの日は一部にうけないんだよ」
「外に出ないのにイベントごとには目くじらたてて語りますよねとときさん…。安心してください、義理ですがちゃんと用意してますよ?」
「……まあバレンタインも悪くはないのかもしれないねなに僕は馬に蹴られたくはないからくれぐれもお相手くんには勘違いさせないようにしてくれたまえよ」
チョコがほしかったとときでした。あれ!バナなず成分はどこへ…


いろいろ不足分もありますが、お子様お借りしました!

「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -