空の子

そらのこ

空想巡業の周囲に点在しているはずの、近くて遠い別世界から落下してきた子供たちを指す呼び名。彼らはオルゴール屋敷(項目ア - オ参照)に住み、祭事の手伝いや商店街の掃除と交換に、衣食住を与えられている。

空の子が落下してくることは数年に一人いるかいないかの頻度だが、彼らの多くは人間である。成長して記憶が残っていれば元の世界へ帰ることも不可能ではないが、大概の子供たちが大人になっても空想巡業で暮らすことを選ぶため、住人には非常にわずかながら人間も存在する。
中にはオルゴール屋敷を出てから、天空図書館(項目タ - ト参照)の司書になった空の子もおり、他にも飛行船の操縦士になったり商店街で店を構えたりと、彼らも影ろ人や獣人と変わらない生活を送っている。


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