姫ちゃんと側近のおはなし
「アサギーっ!」
「はい、お呼びでしょうか」
幼少期からの姫ちゃんの側近、日向アサギ。そんな彼には誰にも言えない秘密が。
「…こんな私を、お許しください」
「っやめ、アサギ…っ!」
『さよならです』
姫ちゃんが仙術チャクラを得るまで。
「全部私のせいだ」
「私が、弱いから、」
「今の私じゃ、…ダメだ、」
大切な従者と悲しいお話。
「無理は禁物ぞ」
「甘やかさないで」
「俺たちを頼れよ」
「それじゃ弱いままなの」
「じゃあ、お前の強さってなんだ」
「何を守りたい?」
「俺たちは、仲間だろ」
守り、守られるって、どういうことだろう。