【世界観】

魔法、魔宝石国家『ジェムエル』

神殿から東にある大国。
王族のみに伝承されている魔宝石の人工精製法を用い、世界中に便利な道具や魔法をもたらし、繁栄させた。
主に魔宝石を売って国の収益としているが、その魔宝石を駆使して人々が作物や家畜を育て、加工、交易を行った所、さらに安定した収入を得る事ができている。

→住民
基本的にジェムエルの人々はどこにでもいる人種の人間とかわらない。
だが、一部の貴族や、代々魔導師の家系などには魔法に秀でた子供が生まれる事がある。

→国の成り立ち
国家としての歴史は浅いが、かつて北東の大砂漠を治めていた魔法使いの始祖たちの一部が、この国の礎を築き、人が住めないような環境だったこの土地を、長い年月を掛け人々がすめるように作り変えていったのが始まりである。
国家が成り立ち、栄えてきた所で、隣国「スティーレン」と採掘資源を掛けた長い戦争が始まる。

→戦争
資源確保の交渉を持ちかけてきたスティーレンの王を一蹴した当時の先王によって大きな戦争となった。
当時、この国では入国すら認められなかった異種族たちを傭兵として雇い、スティーレンを滅ぼそうとまで策略していた先王が、突然の死去。
新しい王になった後、「ジェムエル」が必要とする資源とは、主に宝石や稀に見つかる天然の魔宝石であり、鉱石や燃料を必要としないため、話し合いの末に終戦となった。

→就学
王立の学校があり、一般科は国籍を持っている者(ジェムエル人)は皆等しく無償で学ぶ事ができる。(移民や国籍の無い者は小額だが学費が必要)
軍仕官科は、卒業と共に兵士となり、国に仕える事になる。それ故に一番厳しい学科だが、学費も安く、学生でも給与が貰える事もある。
工業科は魔宝石や人々の生活にたずさわる物の製造、発明をする学科である。学費は高いが、見返りは大きい。
魔導科はさらに二つのコースにわかれてる
一つは卒業後は国に仕える事になる魔導仕官コース
もう一つは魔道士コース。高学費なため貴族の子供や、魔導士の家系の者が主に学ぶ場所だが、魔力の素質によって学費が大きく免除される特例もある。

→備考
先王の時代までは住人達はほぼ、始祖たる魔法使いの血を継いでいる者でなりたっていた。そのような人を「ジェムエル人」と呼称するが、近年では国籍を取得さえすればジェムエル人になりえる。
この国に入国する際の審査は厳しい

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