▽永遠を願うよ


私は今、どこに居るでしょうか。
ヒント、人混みが一番多いだろう場所。
子供が行ったら絶対喜ぶ場所。そして、



「何で高杉となんだ…」



私は今高杉と一緒に、それも二人でいる。
理由は簡単、罰ゲームに負けたからだ。
どんなゲームかって、そりゃーババヌキです。
銀さん先生と神楽ちゃんと妙ちゃんと沖田と土方と高杉とやっていたら私が負けて、そして一番早く買った銀さん先生が「このチケットあげるから高杉とデートね」とかニヤツキ顔でほざき現在に至る。
いや、もう本当、銀さん先生最高。

そこは最低だって?
いやいや、こう見えても私高杉が好きなんです。
口であれこれ否定していても中はもう高杉オンリーカラーに染められているんです。
まぁ、高杉はよく色んな女と関係を持っていちゃいちゃうふんあはんしているわけですが、それでも好きなんです。
どうして好きになったかっていうと長くなるのでご想像にお任せします。

そして、はい。
話を戻しますが、現在私、高杉と二人っきりです。
二人っきりです。(大事なので二回言いました)
心臓が持ちません。
バクバクドキドキ煩いです。



「どうしてこうなった」
「知るか」



相変わらずのクールさを保つ高杉は此方に顔を向けてそう呟いた。
よく見れば、高杉も(当たり前だが)私服だ。
学校と変わらず胸元は全開。
これ絶対私の気引こうとわざとやってる!
確信犯とみた!

あ、今すれ違った女の人が高杉をチラチラ見てます。
周りを見渡せば沢山の人が高杉を見ていました。
ちょっと妬けます。



「たっ、高杉!仕方がないから早く回って回って回ろう!」


「馬鹿かてめぇ。何で回って回って回りまくらなきゃいけねーんだ。阿呆」


「阿呆じゃないもん。阿呆は高杉でしょ」


「はっ、これでも学年トップだが?」


「くっ、そうだった…。いや、それより早く回ろう!遊具乗って遊ぼう!うん、そうしよう!」



私は無理やり高杉の腕を引っ張って歩き出した。
何か私に声をかけているが、まぁ、無視しよう。

向かった先はメリーゴーランド。
理由は特にない。
ただ無意識にメリーゴーランド前まで来ていたのだ。
列を見れば、子供ばかり。
遊び心でカップルが数名いるが、矢張り子供率が以上に高い。



「さ、乗ろう」


「は?こんなん誰が乗るんだよ」


「高杉オンリー」


「あ゛ぁ?」


「勿論二人一緒ですよね!」



目がマジになった高杉は怖いです。
かなり怖いです。
あれは目で人を殺せるのではないでしょうか。
なんて思いながらも、順番が回ってきたのでメリーゴーランドへと高杉を引っ張って乗った。
高杉は白馬で、私はユニコーン。



「ぶっ!高杉白馬似合ってない!」


「てめーの方が似合ってねぇだろ」


「いやいや、私は似合ってるよ!高杉よりは」


「自意識過剰じゃねーかぁ?」


「あ、すいません。自重します」



だからその拳下げてください、という言葉はすんでのところで飲み込む。
多分言ってしまったらまた「あ゛ぁ?」と言われて殴られるだろう。

でも私はこういうやり取りが好きだ。
ムカつくけど、それ以上に楽しい。
私の気持ちは伝えられなくても、こうして高杉と一緒に居れれば幸せだ。
この関係が永遠に続きますように。




________

中途半端ですみませんっしたぁぁぁ!!
何かね…はい、強制終了にしちゃいました←
これ遊園地…だよね?って感じですよね
何か遊園地を舞台にした意味がなくなった気がします…。.(ノд`).゜。gdgdになってしまい申し訳ありませんorz
リクエスト本当にありがとうございました!




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