小説 | ナノ




俺があいつに勝るとき



「アツシー。」

「何ー。」

「このセリフよんでー。」


ずいっと唐突に押し付けられた本。

指を差すところをみると



「"あくまで"…"◯事ですから"…?」



某執事アニメのセリフ。



「んー違う。
やっぱり◯バスチャンのほうがかっこいいわ。」


なーんて言いながら、笑うユミになんとなくイラっとする俺。


だから、俺は、ユミの前に膝まづいて


「俺のメイドにならないか?」

「いやそれ、"私の◯事をやらないか"でしょ?
ナ◯ちゃんのセリフだし。」


全く違う、とふいっと目を逸らされた。


…きかない!!!!


そんなことを思っていると、突然制服のネクタイをぐいっと引かれ耳元に口を近づけられた。



「この…たわ◯がっ!!」


そして、いきなり離される。


うん、今のタイミングで、言われるとは思わなかったわそのセリフ。


某死神アニメのセリフを満足そうに言い終え、少しは機嫌が治ったらしいユミに


「…その文句しか言わない口、ふさいでやろうか?」


若干殺意をまといながらそう言うと


「ケッコーです。まじコケコッコーです。
はい、どうもニワトリです。
…って、あ、」

「どした?」

「目玉焼き食べたい。」

「ユミ、残酷。」









「とりあえず、目玉焼きつくるわ。」

「やっぱ◯バスチャンよりアツシの方が好き!!!!」

「…目玉焼きすげぇ。」







とくにお題はなし。
思いついただけ、すまんヾ(´・∀・)ノ←謝る気ゼロフラグ












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