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設定

作品の登場人物とか、世界観とか。1と2が混在しています。
登場人物達の名前は、アフターで出て来次第更新します。

 登場人物

リコ:黒の迷子
 お茶都市で一番大きな学校に通う少女。身長約150cm。背の半ばまである黒髪に、黒目。家は商家で、東方の辺境にある国から一月程前に移民してきた。お茶都市の公用語は勉強中で、聞き取る事は出来るが話す方はからきしである。17歳だが、東方の顔立ちと身長と言葉から年下に見られがち。中身は年相応。

アデル:金の彼
 妖精の青年。身長は数cm〜170前後で、大きくなったり小さくなったりする。羽がある。金色のゆるい癖毛と、同じく金色の瞳を持つ。貴族の様なフォーマルな服装。口が悪い。お茶都市には、栗色の令嬢を追って来た。学校にて人さらい疑惑有り。栗色の令嬢を攫う発言を確認。白の貴婦人に惚れていた疑惑有り。外見は青年だが、年齢不詳。

ステラ:栗色の令嬢
 リコと同じ学校に通う少女。部誌1の「お嬢様」。身長は170cm程で、やや高め。長い栗色の髪と瞳を持つ。勉強の為に家を出て、数人の使用人と共にお茶都市で暮らしている。実家は爵位を持っているがあまり地位は高くなく、商家としての方が有名である。帰省するたびに領地にあるカントリー・ハウスに従者を連れて出かけ、滞在する。祖母の形見の一つである指輪を金の彼に送っている。16歳。

ウィリディス:緑の従者
 栗色の令嬢の従者。身長は約175cm。栗色の令嬢に追い抜かれないかひやひやしている。黒髪に緑の瞳。普段は寄宿学校に通っているが、栗色の令嬢に合わせて帰省し、度々カントリー・ハウスまでお供する。落ち着いた物腰だが、予想外の事態に混乱するとミスを連発する。金の彼をティーカップで捕らえた過去有り。17歳。

ルーナ:白の貴婦人
 栗色の令嬢の祖母で、故人。幼い頃に妖精の世界に迷い込み、金の彼に助けられた。その後、度々会っていたが、金の彼が贈り物を持って訪れる前に亡くなる。金色の彼が想いを寄せていたと思われる。


 世界観

 イギリスのスコットランド地方やアイルランド地方の妖精がモチーフ。

 人間の世界と妖精の世界は別にあり、近づいたり、離れたり、重なったりする。時の流れも違い、妖精の世界にとっては一日でも人間の世界では数年が経っていたり、その逆も存在する。時も距離感も全てが曖昧な世界。

 妖精達は人間の世界に姿を現す事も可能だが、その土地や周囲の人間がどれだけ「妖精」の存在を信じているか、信仰しているかによって体が大きくなったり、小さくなったりする。妖精の世界でも、人間が側にいると影響を受けて体の大きさが変わったりする。(お茶都市で金の彼が大きかったのは、お茶都市が幻想世界とも繋がる場所だった為)

 「チェンジリング」は妖精が人間を自分達の世界に引き込む事であり、自分達の子どもを変わりに置いていく場合や、攫って花嫁にしてしまう場合がある。子どもや金髪の若い女性が被害に遭いやすい。
 また、それとは別に「悪い妖精(アンシーリーコート)」によって妖精の世界に引き込まれて帰れなくなったり、殺されたりする場合もある。人間にとっては区別が付けられないので、「チェンジリング」と一括して呼ばれている。
 引き込まれた者が無事に戻ってくる事はきわめて珍しい。

 


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