うつぶせのきみが愛しい
細胞のひとつひとつをきみで埋めよう
淋しさがまるで体温のように沁みてゆくのです

くすむ世界のはしっこで
僕らが終焉を夢にみたのは、熱い瞼を知っていたから
おやすみよるはふりつもる

小指が掬えなかった約束がある

せかいのはじまりを語るあの子はあまりにも薄い網膜で生きているから、融けだす輪郭を手離せない

クライマックス・ポリフォニー
羊水に沈む

ほら瞳を伏せたなら、ねえ唇に触れたなら、もう世界なんていらないでしょう
そういってきみはなくの

夢で逢いたい 夢でいたい
ついばむまどろみ
見ろ人の夜はむなしいだろう
フェイバリット・ゴースト

まだ覚めない目を擦って朝を待つきみの横顔にふと泣きたくなるのはこれで何回目だろう

どうかわたしを忘れるように
この心臓はきみ専用だと気づきました

People who persist in the method of translating it as "I love you" seem to be the children who want that moon.
(アイラブユーの訳し方にこだわる僕たちは、月を欲しがる子どものようだ。)

Maybe, I don't know word too much. And maybe, you know the world too much.
(たぶん私はあまりにも言葉を知らなくて、そしてたぶん、君はあまりにも世界を知っていた。)


※英文はエキサイト翻訳です


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