Retrosragme(ﾚﾄﾛｽﾗｸﾞﾒ、ﾚﾄﾗｸﾞ)に関するいろいろなメモ。
随時更新、変更する可能性あり。

タイトルは造語。
Retrosragme=retros(pect)+(f)ragme(nt)
※retrospect=追想、fragment=欠片


目次
世界について / 種族について / その他


◆世界について
現存するのは大きく分けてティレニア、フェンネスの二国家。

ティレニア
大陸の南側に位置する、複数の独立都市で構成される集合国家。
国土の大半は比較的温暖で、肥沃な土地に恵まれている。
精霊信仰が未だ根強く残っており、降霊術によって精霊の力を借り受けることのできる一族が住む里も存在する。

フェンネス
大陸の北側に位置する王制によって統治される国家。
1年の大半を雪に閉ざされている。
8年前に起きたクーデターにより王不在の時期が続いたが、現在は内乱を平定したアシェリー・フラウ・フェンネスが王位についている。
古代技術の再現研究が盛んに行われている。魔力原石(ラグメント)からエネルギー(マナ)を抽出し、疑似魔術に利用する段階まで進んでいる。

イスタナ
かつて大陸中央に存在していたとされる国。
国土は乾燥が進み、ほぼ砂漠化している。時折、灰色の細長い結晶のようなものが目撃されている。
黄金期には高いカリスマ性を持つ王が支配していたが、ある時こつ然と国家がまるごと消失してしまったという。
現在は遺跡がちらほら確認できるのみ。また、少数の交易街が点在しているが、これはイスタナが滅んだずっと後に作られた街である。


◆種族について
ヒト
現在、地表にもっとも多く存在する種族。
魔力を生成する回路を体内に持たないため、普通は魔法を使えない。
道具に頼る疑似魔術が主流。

ノイギア
現存する古代民族のひとつで、フェンネスを中心に生活している。
興味のある事だけをひたすら追求しまくるという、変わった性格の者が多い。何に興味を持つかは個々で違い、それ以外の事についてはとことん無関心。
姿はヒトと大差ないが、必ずオッドアイを持つ。(片方の目が紅色)
とあるノイギアが起こした一件以来、フェンネスでは迫害の対象になっている。

翼人
その名の通り翼を持ち、雲の上に王国を築いていたという種族。
イスタナによって国は滅ぼされ、生き残った翼人は地上に散り散りになっていった。
現在は、まれに翼人の血を引くヒトは存在するが、純粋な翼人は残っていないとされる。

魔族
その多くが人ならざる異形の姿をした者たち。
かつて地上に存在していなかったが、ここ200年の間で目撃されるようになった。
数え切れないほど様々な種類の魔族がいる。その中でも数種類のみ、なんとか研究が始まったばかりで、実態は殆ど明らかになっていない。
　・アードラス
　　コウモリ型の翼の生えた者。魔族の中でも並外れた魔力生成能力と高い知能を持ち、魔族の軍隊のリーダー格を務めていることが多い。
　・ツヴィングル
　　己の影を自在に操る能力を持っている。多くの個体が精神的に異常をきたしている。
　・アルールカン
　　本体はっきりとした実体をもたない、陽炎のような存在。
　　死人の身体に乗り移り、その人物になりすますことができる。


◆その他
フラメル
ダフニスがあちこちにまいて歩いている植物。
成長に伴い、植えられた環境に適応できる植物へと姿を変える性質がある(寒い地域なら、寒さに強い植物へ…など)ので、常識的に植物が育つ環境ならどこでも育つ。
フラメルの種から成長した植物は、普通の植物に比べて透明度が高いので、割と見分けるのは簡単。
フラメルが本来の姿に成長した場合、青色の花弁に紫のがくを持つ花が咲く。

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