似たような事

キスをした後から、いつもクーデリアの事を考えてしまう。
照れた顔も可愛かったな。
彼女を守りたい。
何でかは分からない。
誰かに聞いてもいいけど……何か…からかわれそうだから、止めとこう。
「三日月。危ないよ」


「アトラ。何?」
「もう少しで壁にぶつかりそうな感じだったけど、大丈夫?」
「え?気付かなかった」
「そういえばクーデリアさんも似たような事になりかけてたんだよね。何でかな?」
「へえ……」
ちょっと焦る彼女を見てみたいかも。


そう思った途端、無性に会いたくなった。
今はする事もないし、良いよな?
「あれ?どこ、行くの?」
「クーデリアのところ」
簡単に返事をし、向かう。
だけど、なかなか見当たらない。


そんな中、後ろから話しかけられた。
「三日月?」
「あ」
「どうかしたのですか?」
額が赤い。
もしかして……。


「おでこ、軽く打った?」
「う……はい……あなたの事を考えていて…それで…」
「奇遇だね。俺はクーデリアの事を考えてて、似たような事になりかけたよ。アトラに呼び止められたから、打ってはないけど」
そう言って、彼女の頭を撫でた。
大丈夫だよ。
絶対に守るからという意味を込めて。


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可愛らしいミカクーをありがとうございます明都さん!
誕生日のプレゼントとして頂きましたこちら……本当に三日月もクーデリアも可愛い……!
お互いのこと考えてて周りが見えてない二人……シンクロっぷりが愛しいです!
本当にありがとうございました!!可愛い二人を見てニヤニヤできます(笑)

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