さよなら2nbちゅー 栄口くんに呼び出しされた。
屋上は遠いけど飴のためなら苦じゃない。
―ガチャ
「栄口くーん来たよー」
「あぁあみ」
「飴くーださい」
「そうだね」
栄口くんはポケットの中をごそごそしながら近づいてくる。
いつもの可愛い笑顔で。
「ん」
一気に近づいた栄口くんは私の唇に栄口くんの唇をあてがう。
「むっ?!」
「…」
―クチュクチュ
口の中に栄口くんの舌が入る。
それはいやらしく私の口内を舐め回す。
抵抗しようと手をあげるが両手とも押さえられてしまった。
「ン…やぁ…」
コロンと舌の上に丸い甘いのが乗せられる。
それが口内に入るとすぐに甘くなり栄口くんの唇が離れた。
「はい、飴」
「ちゅーしたぁ…///」
「初めてだった?」
「ううん、セカンドちゅー」
「…怒んないの?」
「うーん、不思議と嫌じゃなかった」
「なにそれ、誘ってる?」
「そ、そんなつもりじゃないよ!!」
「…あんまり嬉しいこといってくれると続き、したくなっちゃうよ」
「ふぇ?!だ、だめ…初めては…泉くんがいいから…///」
「…また泉か」
いつもより近い距離で話している。
まだ心臓がドキドキしている。
栄口くん、ちゅーうまい…。
「さて、そろそろ教室もどろっか!」
「え、あぁ、うん!」
何もなかったかのように振る舞う栄口くんにつられて私も笑う。
栄口くんは何がしたかったんだろう…?
「あみ、好きだよ」
「な、なにさ急に///」
「好きだから」
「私は泉くんが好きだもん」
「でも俺諦めないよ」
「う…///」
「また飴欲しかったらおいでー」
「もういーです///」
さよなら2ndちゅー(泉たちに見られたな)
(えっ?!)
(あはは、ドンマイ)
(責任とってよー(泣))
(なら俺と付き合う?)
(やだ)===================================
栄口のキャラが行方不明。
ちゅーさせたかっただけ。
1stは泉がいいな。
なんてね(笑)
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