「どうして欲しい?アルエちゃん」
両腕を押さえられ、ベッドに縫い付けられる。
「アルエちゃんが誘ったんだからね。アルエちゃんが望む通りに犯してやるから」
にっこりと微笑む様に不覚にも惚れてしまう。
「や…恥ずかしい、です…」
「何を今更」
鼻で嘲笑い、ゆっくりとアルエの着衣を脱がしていく。
「ねぇ?どうして欲しいの?言う通りに動くから言ってみな」
「あ、う…」
「何も言わないなら、このまま放置でも良いんだけどね」
「うぅ…む、胸を…」
「…胸を?」
「触って…下さい…」
今にも消え失せてしまいそうになるアルエを見下ろすと、益々虐めてやりたくなる。
「ははッ、やーらしいねぇ。自分からねだっちゃうなんて」
くしゃくしゃと頭を撫でた後、アルエの望むように動いてやる。
「んぅ…ッあ、ひっ」
「んー、可愛いわねぇ」
ひくひくと震えるアルエを抱き締め、更に胸を刺激してやる。
何かから逃げるように身を捩られるが、力で捩じ伏せ、大人しくさせる。
「触って欲しいところ、胸だけじゃないでしょ?」
「ふあう…っ」
後ろから抱き上げ、口許にきたアルエの耳を軽く噛んでやると、面白いくらい身体が跳ね上がった。
「ね…、本当は何処を触って欲しいの?」
「やぁ…許し、て…恥ずかし…っ」
「だぁーめ」
「ふ、う…」
自分から求める事すら、恥ずかしくて死にそうな程だったのに、どうして欲しいかまで言うとなると、本当に死んでしまうのではないかと考える。
もっと触って、もっと近づいて、優しく抱いて欲しい。
言うのはやはり恥ずかしいが。
アルエが恥ずかしそうにレイヴンに抱き着く。
――あー、また泣きそうだわ、こりゃ。
未だに抱き着いているアルエの頭を優しく撫でてやる。
――いい加減、限界だな。
続・思春期未満お断り