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春の冬支度
きらびやかにさんざめく
歪曲されゆくノーセンキュー
やさしい嘘ごとだきしめて
レプリカ・コットン
鋭い棘のまま愛すこと
あの花は色彩だけならおなじ
透明なのに薄く膜
ハートフル・エンゲージ
なにかしらの想い出になぞらえて
理不尽なる応酬
ナイトメアの讃美歌
天使の存在をまだしんじるかい
疑似科学と並列の調和
ことばにするだけ融けて消え
紗幕越しのリアリテ
正しさばかりが裁かれぬように
雨の檻から逃げだして
ぼくらの世界をあぶくとしよう
それでも美しさの真意を失くすな
なめらかな愛執
この春にはまだ続きがある
短篇における句点くらいの存在
まずはラスクでもいかが
あの日のさよならをまだ追って
She sleeps in a blue dress
ずっとを重ねたやわらかな罪
あなたの捜しものが見つかるまでは
チープな感じでちょうどいい
君がいつか刻むやわらかな皺にほほ笑んでみたりね
まってて、
吊り橋なんてどれも一緒
エネミー・リターン
なにがここまでかなしくて
憎しみは安らぎのありかを辿れるか
あの日の世界が降した夏に
and & and
ワンプラスワンの答辯
悲劇の脚色は誰がするのだろう
画面の向こうなら遠いフィクション
神話にあこがれたお星様
さよならをおそれても愛しい
春のひかりがやわらかだから
メイビー・フラワー
おまえの哀しみはおまえだけのもの
ここでふたりが生きてゆく意味に
やすらかに靡きあう御旗
I could watch you over and over again.
いのちの花と錆びたタンク
きみの愛し方をおもいだしたんだ
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