わ す れ な い よ う に
わたしのなまえをしのばせて
過ぎ去った哀傷を抱きしめながら
黎明の耀きをまぶたの裏に
涙のひとつぶを掬った
いなくてもどこまでも生きる
よんどめの春に花と詠おう
うら寂しさに時に浸りて
庭のあたらしい息吹きを夢みる
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