951-1000 | ナノ


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まずは君から
てのひらで愛をなぞる
砂糖菓子は崩れて、そのまま
ノンカロリーラヴ
嘘だと云ってくれていい
古びた切符への語り手
あばかれた獣性
にどとはないこの日を
褪せた切手とおなじ年月
あなたの春は何月ですか

夢の片鱗
しなる曲線に眩みて
群青の淵で逢えるなら
ラバン
それで結構
僕の神様を知ってるかい
このリボンは恋の糸
囁くのならもっとそばで
冬に咲け
知りせばなおも愛おしく

花うた
エコーコール
眠りびと、ふたり
棄てられなかった星の霜
etoile
夏影と星座
また来たりし冬まで
虹色の鳥
あしたはきっとそばにいて
忘れてしまいました、名前はありません

星となりて眠むる
ぼくの心臓に触って
宇宙にも愛は届くと云う
想わねば楽なのに
わたしの夢をみてください
希望の残骸をいだいて
シー・エイチ・ユー
星もまたほほえむ
あなたと過ごした日々が嘘ではなかったこと
花園と碧の寓話

春送り
このナイフはもう折るよ
紫水晶の夢の檻
うそだよ すきだよ
離れられないから待ってる
ひかりややさしさがありますように
光の破片でできた螺旋
おしばなの幕
角砂糖が溶けるころ
この世にあるすべての光を謡って

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