※ジェシ→ジン→アミです
ジンくんがアミちゃんに片思い中



無事アミを助けたバン達は、日本に着くまでゆっくりすることになった。
もちろんアミは体調がすぐれないため日本に帰ることになったが
ジンはどうしても帰ってほしくないのかそう思うのが悔しかった。
せっかく久しぶりに会えたというのにまた離れることになるのが嫌なのだ

アミも本当はバン達と戦いたい
でもバンはアミを巻き込みたくないその優しさを感じたのか素直に日本に戻ることを決めたのだ彼女は

「ね、アミさんバンのこといろいろ教えてよ」

「あ!僕も知りたいです」

ヒロとランはアミに話し掛けて楽しそうに話している
ジンは楽しそうに喋る彼女の表情を見て安心し、外の風景を見ようとしたが
横に誰か来たと思ったらジェシカだった。
腕を組み目線はアミに向いていた。

「ねぇあの子とどういう関係なの」

「かつて一緒に戦った仲間だ」

「ふーん・・・・」

面白くなさそうにアミを見て一瞬悲しい表情をしたジェシカ
彼はあの子を見るとき愛しそうに微笑んでるもの・・・
悔しいけどあの子には叶わない、そうジェシカは思った。

アミがジンの視線に気付いて、こっちに向かってくるのに気付いたジェシカ
はジンの背中をバンッと叩くとジンは驚いた表情でジェシカを見る

「ちゃんと素直になりなさいよ」

そう言って去ったジェシカにありがとうと呟いた。
目の前には少しだけ成長したアミが立っていてとても大人っぽく可愛かった。

「あ、ごめんなさい邪魔だったかしら・・」

「いや、大丈夫だ。・・・久しぶり」

「久しぶりねジン、留学してからちょっと心配してたけど元気そうで良かった」

「アミこそ、髪伸ばしたんだな」

「あ、伸ばしてみたの・・ふふどうかな」

「・・・可愛いと思う」

とっさに出た言葉にあっと気付いたのか慌てて口を塞ぐ、
アミはみるみる顔を赤くして可愛いといわれるとは思っていなかったのだろう
お互い顔真っ赤にさせ視線をずらしたがアミが口を開く。

「・・・ありがとう、なんかジン少しだけ大人になった感じみたいで寂しいかも」

「大人・・」

「前みたいに笑うようになったし雰囲気が変わった気がするわこれもバンのお蔭ね」

「バンくん、確かにそうだな・・」

2人はヒロと話してるバンの方を見ると微笑み合う。
この時間だけでもジンにとっては幸せな時間だった。
あっという間時間がすぎ、東京の空港に着くと里奈と拓也が待っていた。

「皆とお別れね、寂しいけど少しの間ありがとう」

「アミ、郷田達によろしく」

「うん、わかったわ!あ」

アミはジンの手を握り、彼は突然な行動に驚くが目の前の彼女は自分に微笑んでいた
そしてこういってくれた。

「カズをお願い・・・後かならず戻ってくることいい?」

「アミ・・・あぁ待っててくれかならず戻ってくるだから・・」



「その時は笑顔を見せてくれないか」


僕の大好きな笑顔を___

















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