櫂+レン
※ショタ
レンの家でカードファイトをしながら、淹れてもらったコーヒーを飲もうとしたら、レンが指で指しながら言った。
「櫂〜砂糖取ってください」
「あぁ」
丁度近くにあったので、一言だけ言い、砂糖をレンに渡す。
するとレンはそれを10袋くらい手に取り、入れ始めた。
「…!!?レンお前…」
「?」
相当な甘党だったのかとレンが砂糖を入れるのを見ているとレンがこちらを見て不思議そうに言った。
「櫂は砂糖入れないんですか?」
「俺はいい…お前のを見てるだけで十分だ…」
実際見ているだけで口の中が甘く感じるように思って、口直しにコーヒーを飲もうとした瞬間、
「そうですか…あっ」
あとでまとめて入れようとしていたらしいそれは、先だけが開いていて、レンが入れようとしていた砂糖全て―つまり10袋全てが―、俺の持っているコーヒーの中へと溶けていった。
「…」
「…」
「レンお前ちょっと大人しくしてろ」