「先輩、ダメっすよ」
「…ぇ…ヤッ アアアッ」

尻の穴に違和感を感じたのもつかの間、次の瞬間には冷たい何かが中へと入り込んできやがった。

「手錠、あとでちゃんと外しますからそんな無茶しないで下さい」
「はっ、あ、テメェ、何…んっ…しやがったっ」
「こないだ大人の通販で買った"かぷ子、再チン!"っす」
「んんっ!」
「唐辛子成分配合の激萌え媚薬ローションです」
「は、ぁ、あつ」
「因みに雑賀先輩がコーラに入れたのは"ヤリチン男の全弾発射"男性専用の即効性のなんで、射精する度に効果が薄れちゃいます」
(やっぱりテメェらか!)

抱えられていた尻をベッドに落とされてやっと一息つけるかと思ったがそうもいかないらしい。

「これは乳首用の"入念に乳輪に摩り込んでMAX"っす!ジンジンとして先輩の快感をお助けです!」
「い、らねぇよ!」
「先輩の桃色乳首もこれで真っ赤な果実に熟れちゃうらしいです!早速…」

チューブからうにょっと指先に取出した月足だったが、俺の乳首を凝視してゴクリと喉を鳴らした。

(あぁっ、つーかケツん中が熱くてやばい…何だよ、コレ…ふぅっ、うぅ)
「やっぱ、塗っちゃう前に味見するっす!!」
「くぅっ…んん」
「先輩、おっぱいも可愛い」
(アァァアッヤメロ、ヤメてくれおかしくなるっ!)

月足は俺の頭とベッドヘッドの間、俺の両腕を跨ぐように腰掛けて上から被さるように乳首を舐めている。
さっきとは打って変わって俺の視界は月足の上半身でいっぱいだ。

「先輩乳首えろいっす」

先っぽだけをチロチロと舐めながら、月足はもう片方の乳首に怪しい薬を塗り込んだ。

(もうヤメ…っ!ヤメてくれっ感じ過ぎて…おかしっ)
「先輩、大好きっす」
(嘘つき野郎…っ!アアアッやだ、やめっんんんっ!)


頭ん中が真っ白になったけど、俺はイけなかった。
ただ、理性はヤケキレタみたいに身体が月足を求めていたんだ。





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