メール送受信中





「ねぇ、何でメール返してくれないんスか」












送受信中。






「え、だって寝ちゃったんだもん」


彼と付き合い始めたのは中学の頃。だが、高校は別々になってしまったため、今では電話やメールで話すことが多くなった。


昨日もいつも通りメールしていたのだが、眠くなった私はメールの返信を忘れて寝てしまったのだ。


今はそのことについて彼と電話中って訳だ。

「まあ、そうだとは思ったっスけど…なまえっち、いっつも唐突に切るから心配になるんスよ?」

「それは…その…」


そう。
眠気に負けてメールの返信忘れるなんてまだ可愛いもので、私は朝でも昼でもよくメールの返信を忘れる。

その度、彼は心配になるらしい。

「ごめん」

「いいっスよ、別に。俺も大会とか仕事のとき返せないし」

「でも、必ず返してくれるよね」

「まあ、なまえっちのこと、大好きだからね」

「涼太、最近そーゆーことさらっというよねー。何、職業病?」

「ひどっ!俺まじなんスよ!そんな軽い気持ちで言ってないっス!」

必死な彼の声に思わず笑いが込み上げる。

「解ってる。嬉しいよ」

「あ、そろそろ切るね。仕事だから」

「うん。頑張ってね」


ツーツーと、電話が切れた音がすると少し寂しくなる。


今日は久しぶりに私からメールしてみようかな。







送受信中
(なまえっちからのメールにテンション上がったのに、2回で切らさないでよ)
(あははは…)



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アニメ見て、やっぱ黄瀬が好きだなって思って。

黄瀬とヒロイン立場逆の積もりだったんだけどなあ…(汗)


だから、とんでもなくわけわかんない文章になった。